User manual - DT-5100カシオライブラリマニュアル for.NET【概要編】ver.3.00(2004年3月8日)
DT-5100 .NET ライブラリマニュアル
【概要編】
4 VB.NET 用クラスライブラリ開発
4.1 VB.NET 用クラスライブラリの機能
VB.NET 用クラスライブラリが提供するラッパー関数は以下の処理を行います。
5) アプリケーションから受け取った引数をエクスポート関数用に変換します。
6) エクスポート関数を呼び出します。
7)
エクスポート関数の戻り値をアプリケーション用に変換します。
8)
戻り値を設定してアプリケーションに制御を戻します。
アプリケーション
xxx dll_func( p1);
dll_func
retrn xxx
戻り値の変
実関数呼び出
引数の変換
4.2 ラッパーにおける DLL 関数を呼び出し方の記述
ソースコードの先頭に以下の記述を行います。
import System.Runtime.InteropServices
4.3 エクスポート関数の宣言
DLL からエクスポートされる関数を利用するために以下の記述をします。
戻り値がない関数は Sub、戻り値がある関数は Function で宣言します。
1) Declare Auto Sub dll_func lib “user.dll” (引数 1, ・・・)
・・・・・ 戻り値がない場合
2) Declare Auto Function dll_func lib “user.dll” (引数 1, ・・・) As <戻り値タイプ>
・・・・・ 戻り値がある場合
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