User manual - ソフトウェア解説書ver.1.02(2006年6月15日)

DT-300 ソフトウェア解説書
64
終了状態
・数値入力モードで終了します。（英字入力モードで入力していても、key_string3 関数を終了するときに数値入
力モードに設定しているため数値入力モードで終了します。）
数値入力・英字入力
・英字入力モードでは画面左下に S アイコンが点灯します。
・数値キー（0∼9）では数字または英字が入力されます。
・戻るキーは 1 文字戻る動作します。
・クリアキーは文字列を消す動作をします。
・決定キーで key_string3 を終了します。
・F と０を続けて入力するとキーロック状態になり、F と１を続けて入力すると入力状態が変わります。（※1）
※1 F を入力してから０、１以外のキーを入力したときには以下の動作をします。
クリア ... F を入力した状態は解除され、入力状態は F を入力したときの状態と変わりません。クリアの処
理は行われません。ただし、key_string3 のパラメータに KEY_CLR_EXT が指定されていた場合
はリターンコード E_KEY_CLR で通知し、キー入力関数は終了します。
戻る、F キー... F を入力した状態は解除され、入力状態は F を入力したときの状態と変わりません。戻るの処理
は行われません。
決定キー ... 入力が確定してキー入力関数は終了します。
その他のキー... F を入力した状態は解除され、入力状態は F を入力したときの状態と変わりません。入力キーを
表示します。
キーロック状態
・赤色 LED が点灯します。（※2）
・キーロック状態では F キー以外は入力できません。
・キーロック状態で F、０を続けて入力するとキーロックが解除され元の入力モードに戻ります。
・キーロック状態で F に続けて０以外のキーを入力するとキーロック状態に戻ります。
※2 キーロック状態で別のアイコンを表示させたい場合にはアイコンファイルを外字ファイルで登録し、表示関数
で表示してください。LED を点けたままにすると、電池を消耗します。
2.12.4. key_string3 関数のインターフェース
smp_key.h を作成するアプリケーションと同じフォルダにコピーしてください。作成するアプリケーションには
smp_key.c の key_string3 関数をコピーして必要なインクルードファイルを読み込んでください。（ソースファイ
ル参照）key_string3 関数は ap_start 内でを呼び出し使ってください。key_string3 関数を使うときの関数インタ
ーフェースは次です。