User manual - ソフトウェア解説書ver.1.02(2006年6月15日)
DT-300 ソフトウェア解説書
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2.12. 提供サンプル
2.12.1. 概要
本機のキーには、“0”キーの上に「キーロック」、“1”キーの上に「英字」と印字されています。しかし、OS デフォルトでは
“0”、“1”のキーを入力しても「キーロック」または「英字」に切り替わる機能はありません。そこで、サンプルとして“F”(ファン
クション)キー入力後に“0”または“1”キーを入力することで「キーロック」、「英字」機能を含むサンプルソース smp_key.c とイ
ンクルードファイル smp_key.h を提供します。
2.12.2. 構成
サンプルソースには、上記機能を追加した文字列入力関数 key_string3(key_string3 関数本体)と key_string3
を使用したメイン処理 (ap_start 関数)が含まれています。
2.12.3. key_string3 関数の機能
key_string3 は“0”キーの上に表示されているキーロックと“1”キーの上に表示されている英字モードにキ
ー操作で切り替える機能を含んだ文字列入力関数です。
以下のキー入力により、文字入力状態とキーロック状態が変化します。
※数値入力が初期状態です。
初期状態
・数値入力モードでキーロック解除の状態からはじまります。(ユーザーが key_string3 関数前に英字入力モード
を設定していても数値入力モードからはじまります。)
英字
キーロック
数値入力 英字入力
キーロック
F キー → 0 キー F キー → 0 キー
F キー → 1キー