User manual - ソフトウェア解説書ver.1.02(2006年6月15日)

DT-300 ソフトウェア解説書
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2.11.2. スクリプト機能
DT-365IOIOBOX) IOBOX
リプトファイルを転送することでHTと IOBOX 間の通信、ファイル操作等の機能を利用できます。
(1) 機能
機能 内容
ファイル送信 HT内の指定ファイルをIOBOXの指定したメモリに送信します。
ファイル受信 IOOX内の指定ァイルをHTの指したドライブ/レクトリ
に受信します。
ファイル削除 IOBOX内の指定ファイルを削除します。
フォーマット IOBOX内の指定したメモリをフォーマットします。
(2) 記述コマンド
CONFIG.HIOファイル(スクリプトファイル)に以下のコマンドで記述してください。
機能 コマンド
ファイル送信 /S 送信ファイル名(フルパス) 受信メモリ
ファイル受信 /R 受信ファイル名 受信先ドライブ/ディレクトリ
ファイル削除 /D 削除ファイル名
フォーマット /F フォーマット指定メモリ
(3) CONFIG.HIOファイル記述例
/S A:¥dat¥test1.dat A:¥
/R B:¥test2.dat B:¥
/D A:¥test3.dat
/F B:¥
①HT A ドライブにある、dat ディレクトリ内の test1.dat ファイルを、IOBOX RAM に送信します。
IOBOX FROM test2.dat HT B
ます。
IOBOX RAM にある、test3.dat ファイル(複数ある場合はすべての候補ファイル)を削除します。
IOBOX FROM をフォーマットします。
(4) 使用方法
(準備)
①スクリプトファイル(CONFIG.HIOファイル)をPCからIOBOXのメモリ(RAMまたはFR
OM)に送信する。
②IOBOXからHTにファイルを送信したいときにはIOBOXにファイルを用意しておきます。
また、HTからIOBOXにファイルを送信したいときにはHTにファイルを用意しておきます。
(実行)
③HTをIOBOXに設置します。
④システムメニューから「APインストール」または「ユーティリティ」→「ファイル転送」を選択します。
⑤通信がはじまり、HTはIOBOXからスクリプトファイルをAドライブに受信し、記述内容を実行します。
⑥スクリプトファイルの実行が終わると通信が終了します。
IOBOX内に複数のスクリプトファイルがある場合には最新の日時のものが自動的に選択され
ます。
APインストールではファイルチェックを行います。
(5) エラーコード
スクリプト実行時にエラーが生じた場合にはファイル転送画面にエラーが表示されます。エラー詳細は「通信
ユーティリティ使用時のエラー」を参照してください。