User manual - ソフトウェア解説書ver.1.02(2006年6月15日)

DT-300 ソフトウェア解説書
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(2) タイマ2
指定した時間経過毎に指定されているイベントフラグの指定ビットを ON にします。
項 目 仕 様
最小単位 31.25 ミリ秒
115200(1 )
誤差 要求時間+(最大 31.25 ミリ秒)
最大登録数 10(内2つをシステムで使用)
タイムアウト
時の処理
指定時間経過毎に、指定されたイベントフラグの指定ビットを
ON(1)にします
【使用例】
(※1) 繰り返しタイマ監視する必要がある場合は、イベントフラグをクリアしてください。
クリアせずにイベントフラグ ON 待ち(wai_flg)を行った場合は、即復帰します。
(※2) 繰り返しタイマ監視を行う場合、タイムアウト処理は要求した時間以内に収まるように作成
します。
2.9.3. ブザー
(1) エラービープ音
ロック中のキー押下、エラー発生時等に鳴らします。また、アプリケーションでも使用することができ
ます。
項目 仕 様
周波数 3000Hz
長さ 100 ミリ秒
回数 1回
(2) サウンド音
周波数、長さを指定して音を鳴らします。
項目 仕 様
周波数 0,128∼4095Hz
0∼160(×25 ミリ秒)
回数 1回
(3) キークリック音
項目 仕 様
周波数 2600Hz
長さ 50 ミリ秒
回数 1回
2.9.4. 特記事項
ブザーには、優先順位があります。
優先順位が高い音が鳴っている場合、優先順位の低い音は鳴りません。
優先順位 ブザー種別
高い エラービープ音
中間 サウンド音
低い キークリック音
タイマ関数
タイマが削除されるまで繰返します。
イベントフラグクリア
2 32(1 )で登録
イベントフラグ ON 待ち
31.25 32 回経過
指定イベントフラグのビットを ON
タイマ2登録削除(※1)
タイムアウト処理を実施
ユーザアプリケーション