User manual - ソフトウェア解説書ver.1.02(2006年6月15日)
DT-300 ソフトウェア解説書
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2.7.8. 読取り完了時のブザー/LED制御
(1) ブザー制御
1コード毎の読取り完了を、ブザー音によって通知することができます。
また、ブザー制御を無効にもできます。
注意 ブザーの音量は、「環境設定メニュー」または、データ管理部が提供する関数によって設定す
ることができます。そのため、音量がゼロになっている場合は、ブザーは鳴りません。
(2) LED制御
1コード毎の読取り完了を、LEDの点灯によって通知することができます。
モードによりLED制御の無効や読取り正常の時のみLED通知することができます。
制御内容: 読取りコードが正常な場合、LEDを一定秒間緑色に点灯したのち、消灯します。
読取りコードがエラーの場合、LEDを一定秒間赤色に点灯したのち、消灯します。
エラー要因: Ⅰ.指定した桁数の範囲外のバーコードを読取った場合
Ⅱ.チェックデジット指定時のチェックデジットエラー
Ⅲ.CODE-39、CODE-93 における Full ASCII 変換エラー
2.7.9. 格納先バッファの切替え
バーコードデータの出力先をキーバッファに切替えることにより、読取ったデータをキー入力と同等に
扱うことができます。
初期状態は、OBRバッファを設定しています。
・初期状態 ・キーバッファに切替え後
切替え時点で、切替え元バッファ内に残っているデータは以下のようになります。
バッファ 内 容
OBR
バッファ
保存します
バッファ内のデータを使用しない場合は、切替えを行ってから、OBRバッファのクリアを指
示して下さい
キー
バッファ
保存します
2.7.10. 読取り動作の設定
読取り方法で連続読みを指定している場合は次の動作切替えができます。
(1) 通常読み
1度オープンするとクローズするまで、連続して読取りが行えます。
複数段バッファを使用して先読みを行えます。
(他の段のバッファが取り込まれていない状態で、次の読取りが可能です)
(2) 段数読み
オープン後は、指定された読取り回数分の読取りが行えます。
指定回数分の読取りが終わると、クローズ後、再度オープンするまで読取りは行えません。
キー押下 キーバッファ
バーコード
読み込み
OBR
バッファ
キー押下
バーコード
読み込み
キーバッファ
OBR
バッファ