User manual - ソフトウェア解説書ver.1.02(2006年6月15日)
DT-300 ソフトウェア解説書
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2.7.6. 読取り桁数の設定
コードごとに読取り桁数の有効範囲の指定が可能です。(初期設定では、デフォルト値の読取り桁数で
す)
バーコードの種類 設定範囲(単一コード設定)設定範囲(複数コード設定) 備 考
WPC 桁数固定 同左 変更不可
CODE−39 1∼38桁 2∼38桁 スタート/ストップキャラクタ
を含みません
NW−7 1∼38桁 2∼38桁 スタート/ストップキャラクタ
を含みません
Industrial 2 of 5 2∼40桁 同左
Interleaved 2 of 5 2∼40桁 4∼40桁 偶数で設定して下さい
CODE−93 1∼40桁 同左
CODE−128 1∼64桁 同左
MSI 1∼40桁 同左
IATA 1∼40桁 同左
2.7.7. 読取り方式の設定
読取りコードの選択の他に、下記の読取り方式があります。
(1) 読取り方式
読取り方式 説 明 読取り終了条件
単発読み 読取りキーを押下すると読取り可能状態となり、読取り完了後待
機状態(レーザが消灯し、バーコードの読取りができない状態)
となります
・スキャン時間経過
・読取り完了
連続読み 読取りキーを押下している間、常に読取り可能状態
(レーザが点灯し、バーコードの読取りが行える状態)となりま
す
・前コード読取り完了後、スキャン
時間経過
・指定読取り回数分の読取り完了
・読取りキー離し
(2) スキャン時間
読取りキー押下後の読取り可能時間を、「動作環境メニュー」または、データ管理部が提供する関数
で設定できます。(設定した時間を経過すると、自動的に読取り待機状態となります。)
設定範囲:1∼9秒
(3) 読取り回数
連続読みの場合の読取り可能回数を、「動作環境メニュー」または、データ管理部が提供する関数で
設定できます。(設定した回数分読取りを完了すると、自動的に読取り待機状態となります。)
設定範囲:1∼9回
(4) 照合回数
読取ったデータに対する信頼性を強化するための照合回数を、「動作環境メニュー」または、データ
管理部が提供する関数で設定できます。(設定された回数の読取りを行い照合します。)
設定範囲:1∼9回
(5) チェックデジットの計算
各コード毎に、チェックデジットの計算を有効/無効にすることができます。(NW−7は除きます。)
(チェックデジットの計算 : 誤読防止のためのチェックキャラクタと、コードごとの計算方式の結果
を照合します。)
初期値:有効
(6) 同一ラベルの二度読み防止
連続読みにて読取りを行っている場合、二度読み防止のため同一ラベルを連続して読むことはできません。