User manual - ソフトウェア解説書ver.1.02(2006年6月15日)
DT-300 ソフトウェア解説書
35
2.4.4. 文字(数字)の入力機能
ユーザアプリケーションから以下の情報を引き継ぐことで文字/数字の入力を行うことができます。
(常に上書き入力になります。また、半角文字のみ入力できます。)
2.4.5. 入力領域(フィールド)の指定
・ X座標、Y座標(キャラクタ座標を指定します)キャラクタ座標は、縮小ANKサイズを基準とします。
・ 入力文字の長さ(Byte 指定)。
・ 入力された文字列を格納する場所。
・ 入力文字数の最大は、128文字または1画面分どちらか少ないほうで、スクロールはしません。
2.4.6. 文字入力/数字入力指定
・ 文字入力の場合は、入力領域の左から右へ入力が進みます。
・ 数字入力の場合は、入力領域の右から左へ入力が進みます。
また、数字、ファンクションキー、読取りキー、制御キー、編集キー以外のキーは入力できません(終了
条件にすることはできます)。
2.4.7. エコーバック指定
・ エコーバックあり/なし(エコーバックなしのときは BS キーで文字列の編集機能は使用できません)。
・ フォントサイズおよび文字のアトリビュート指定。
2.4.8. 入力の初期値(初期文字列,入力開始X,Y座標)
・ 初期値を表示後、指定されたX、Y位置より入力できます。
2.4.9. 入力終了条件(OR で指定します)
・ 入力領域フル
・ 決定キー押下
・ バーコード読取り完了
・ クリアキー押下
・ LB(主電池電圧低下/電源キー押下、APO、ABO)検出 (ユーザ通知モード時のみ有効)
・ IO ボックス装着検出 (ユーザ通知モード時のみ有効)
・ イベント通知キー押下 (ユーザ通知モード時のみ有効です)
・ キーバッファから指定された長さ分の文字列を取り出します。
・ キーバッファが空きの(指定された長さに達しない)場合は、文字入力待
ちになります。
・ 入力できる文字は、数字, CLR,決定,BS,SP のみです。(SP,BS はファンク
ションキーに登録した場合です。)
・ 指定された終了条件によりユーザアプリケーションに戻ります。
・ キーバッファから指定された長さ分の文字列を取り出します。
・ キーバッファが空きの(指定された長さに達しない)場合は、文字入力待
ちになります。
・ 指定された終了条件によりユーザアプリケーションに戻ります。
・ キーバッファから 1 文字取り出します。
・ キーバッファが空きの(指定された文字入力数に達しない)場合は、文
字入力待ちになります。
・ 文字入力または指定された終了条件によりユーザアプリケーションに戻
ります。
文字(数字)入力機能 1 文字入力
文字列入力
数字入力