User manual - ソフトウェア解説書ver.1.02(2006年6月15日)

DT-300 ソフトウェア解説書
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2.1.3. 電池交換(LB 制御)
(1) 概要
① 主電池
主電池に、アルカリ乾電池(単三型 2 本)を使用します。
電源が入っている間は主電池の電圧をチェックしています。
電池の電圧レベルは、4 段階で表示します。
主電池を交換する場合は、以下の 2 点を守って交換作業を行ってください。
・本体電源を OFF する
・副電池が充電されている
上記 2 点を守らない場合は、ユーザアプリケーションやファイルが消失します。
電源が入っている時に主電池の蓋を外すと、電源を OFF します。
② 副電池
ファイル、データ等のバックアップ用に、充電式電池を使用します。
充電式の電池を使用しているので、電池交換をする必要はありません。
副電池が空の状態で主電池を投入すると 4 日間で満充電になります。
副電池は満充電の状態で 3 日間のデータバックアップが可能です。
③ 電池電圧の監視
電源が入っていると定期的に主電池の電圧をチェックします。
電圧レベルに合わせて画面上のシンボルを 4 段階で変化させます。
シンボルが減少しても、電圧レベルが回復した場合は、シンボルが戻ります。
④ ローバッテリ(LB)の定義
LBレベル 定 義
LB1 主電池電圧低下
LB0 主電池なし
LB−1 主電池・副電池なし
⑤ 主電池電圧低下(LB1)発
電源が入っている時に主電池電圧低下(LB1)が発生した場合、画面のシンボルが主電池電圧低下を表す
ものになります。
また、ユーザ通知モード(LB1)が設定されている場合は、ユーザアプリケーションに通知します。
⑥ 主電池無し(LB0)発
電源が入っている時に主電池なし(LB0)が発生した場合、直ちに電源を OFF します。
主電池なし発生により電源が OFF された後、主電池の電圧が LB1 レベル以上に復帰していない場合は、
電源キー等により電源を入れる事はできません。
副電池が充電されている場合は、ユーザアプリケーション、RAM 上のファイル等はバックアップされま
す。
副電池が充電されていない状態で LB0が発生した場合は、メモリバックアップ不能(LB-1)状態になり、
ユーザアプリケーション、RAM 上のファイル等が消失します。