User manual - Cライブラリ解説書ver.1.01(2006年6月15日)

DT−300C ライブラリ解説書
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4.1.12 キーロールオーバー機能
本キー関数は、通常キーに対してのみ2キーロールオーバー機能を有します。
(例1) 1 キー押下(押したまま) → 1入力
2 キー押下(押したまま) → そのまま(2の入力は行われない)
1 キー解放 → 2入力
(例2) 1 キー押下(押したまま) → 1入力
2 キー押下(押したまま) → そのまま(2の入力は行われない)
2 キー解放 → そのまま(1の入力は行われない)
2 キー押下(押したまま) → そのまま(2の入力は行われない)
2 キー解放 → そのまま(1の入力は行われない)
4.2 キーコード
本関数で使用するキーコードは、下記のような属性/コードの2バイトで構成しています。
4.2.1 属性
本関数では、コードを判別するために以下の属性を設けています。
表4.10 属性一覧
属 性 内 容
00h 次に続くコードがアスキーコードであることを示します
FFh 次に続くコードが内部処理コードであることを示します
※アプリケーションには属性が00hのコードしか返りません。
下位バイト
コード
上位バイト
属 性