User manual - Cライブラリ解説書ver.1.01(2006年6月15日)
DT−300C ライブラリ解説書
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機能 ユーザーフォントファイル登録 関数名 lcd_usrfont
ユーザフォントを表示するために、ユーザーフォントファイルをシステムに登録します。
≪C言語インタフェース≫
【コーリングシーケンス】
ER ercd = lcd_usrfont( H file_kind, B *filename );
【パラメータ】
H file_kind :ファイル種別
縮小ANK6ドットフォント :LCD_AL6_FILE
標準ANK6ドットフォント :LCD_AS6_FILE
漢字6ドットフォント :LCD_K6_FILE
縮小ANK8ドットフォント :LCD_AL8_FILE
標準ANK8ドットフォント :LCD_AS8_FILE
漢字8ドットフォント :LCD_K8_FILE
縮小ANK10ドットフォント :LCD_AL10_FILE
標準ANK10ドットフォント :LCD_AS10_FILE
漢字10ドットフォント :LCD_K10_FILE
B *filename :ユーザーフォントファイル名称
【リターンパラメータ】
ER ercd :リターンコード
【リターンコード】
E_OK :正常終了
E_PRM :パラメータエラー
≪備考≫
ファイル種別とフォントモードが妥当でない場合、ファイル名の登録のみで当該フォントデータは、ROMフォ
ントデータを表示します。
現在のフォントモードと異なるドットサイズのフォントファイルを登録した場合は画面切り替え(フォントモー
ドの設定)により登録ファイルのフォントが表示可能となります。
例 )ファイル種別 LCD_AL10_FILE
フォントモード 8 ドット
※表示されるのは 8 ドットの ROM フォントで、10 ドットに切り替えるとユーザーフォントが表示されます。
登録ファイルを無効にする場合は、ROMフォント設定(lcd_romfont)を実行して下さい。
本関数内でファイルのオープンチェックをします。オープンエラー時にはパラメータエラーを返します。
また、ANKフォントの場合は、メモリーにデータを読込みます。