User manual - Cライブラリ解説書ver.1.01(2006年6月15日)
DT−300C ライブラリ解説書
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機能 文字列表示 関数名 lcd_string
カレントカーソル位置から文字列を表示します。
ANK/漢字コードの表示ができます。
(標準/縮小ANKのフォントデータ区別には引数のANKモードを参照します。)
引数の文字属性で文字修飾表示が可能です。
文字列の有効バイト数は1024バイトです。
従ってANK1024文字/漢字512文字が最大表示可能文字数で、以降は無視します。
≪C言語インタフェース≫
【コーリングシーケンス】
ER ercd = lcd_string( H ank_mode, H disp_attr, UB *disp_data, H lf_mode );
【パラメータ】
H ank_mode :ANKモード
縮小ANKモード :LCD_ANK_LIGHT
標準ANKモード :LCD_ANK_STANDARD
H disp_attr :表示属性
通常表示 :LCD_ATTR_NORMAL
反転表示 :LCD_ATTR_REVERS
強調表示 :LCD_ATTR_WIDTH
横倍表示 :LCD_ATTR_DOUBLE
※複数の修飾をしたい場合はORで設定して下さい。
UB *disp_data :表示データバッファポインタ
H lf_mode :改行モード
改行なし :LCD_LF_OFF
改行あり :LCD_LF_ON
【リターンパラメータ】
ER ercd :リターンコード
【リターンコード】
E_OK :正常終了
E_PRM :パラメータエラー
≪備考≫
① 00h コード
NULL(0x00)コードは、終了コードとして扱います。
② 0Dh,0Ah コード
CR(0x0D),LF(0x0A)の表示動作が可能です。
③ESC 文字列表示
ESC 文字の動作が可能です。
※文字の行端表示で改行ありモードの場合は自動改行して、改行なしモードの場合は改行しません。
(次の文字以降は無視します。)