User manual - Cライブラリ解説書ver.1.01(2006年6月15日)
DT−300C ライブラリ解説書
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3.1.5 例外表示制御
1 文字/文字列表示を行う際に例外動作が発生した場合は以下のような表示制御をします。
表3.6 例外動作
動作 内容
表示データの重複 表示データと重なる部分の文字は、重なった文字全体をスペー
スでクリアし、その上に新たな文字を表示します
最上位行での標準ANK/漢字
表示
画面からはみ出すのでその位置にスペースを表示します
行端での自動改行制御 文字列表示を行う時、行端で表示仕切れない場合かつ改行あり
モードの時は、自動改行します
行端での漢字表示 行端で切れ端になる場合は、改行モードありの時、自動改行し
ます
(1)表示データの重複
表示データと重なる部分の文字はスペースクリアします。
(例) 座標(3,2)に“あいう”を表示
※ABC は標準 ANK で、8ドット表示です。
ここがクリアされます
012345678910111213 012345678910111213
00
11
22
33
A
B
C
D
E
F
G
H
I
J
K
L
M
N
A
B
C
J
K
L
M
N
あ
い
う
(2)最上位行での標準ANK/漢字表示
カレントカーソル位置が最上位行で標準ANK/漢字を表示する場合、
文字数分(漢字の場合は文字数×2)ANKスペースを表示します。
(例) 座標(1,0)に“123
あいう”を表示
※123は縮小 ANK で、8ドット表示です。
012345678910111213 0123 10111213
00
123
11
22
33
あ
い
う
ANKで6文字分スペー
スクリアされて123の
み表示されています