User manual - Cライブラリ解説書ver.1.01(2006年6月15日)
DT-300 C ライブラリ解説書
iv
1 概要
1.1 提供ファイルについて
アプリケーションプログラムを作成する場合、必ず“HICIF.LIB“をリンクして下さい。
本機の関数を使用する場合には、本システムが提供する“BIOS1MAC.H“をアプリケーションプログラム内でインク
ルードして下さい。
また、C 標準ライブラリの機能を使用する場合には、“SHCLIB.LIB“をリンクして下さい。
また、ヘッダファイルは、BIOS1MAC.H より前にインクルードする必要があります。
※アプリケーションは提供された関数群(外部シンボル)の定義ファイルを用いることにより、単独でコンパイル/
リンクします。(OS/システムの実体とはリンクしません)
(1)ファイルの内容
・ BIOS1DEF.H ・・・・・ ファンクションコール用 BIOS ジャンプテーブルの型定義をしたインクルードファイル
・ BIOS1MAC.H ・・・・・ BIOS のファンクションコールをマクロ定義したインクルードファイル
・ SHCLIB.LIB ・・・・・ C 言語標準ライブラリ (コンパイラに付属)
・ AP_START.OBJ ・・・・・ アプリケーション初期化モジュール
・ AP_INIT.OBJ ・・・・・ アプリケーション使用変数初期化モジュール
・ ITRON.H ・・・・・ システム用のデータや関数を定義したインクルードファイル
・ CMNDEF.H ・・・・・ BIOS 用のデータや構造体等を定義したインクルードファイル
・ HICIF.LIB ・・・・・ C 言語標準ライブラリ
・ HIOLIB.LIB ・・・・・ HIO プロトコルオブジェクト
・ HIOLIB.H ・・・・・ HIO プロトコル定義ファイル
: 本機専用ファイル
(2)各ファイルの関係について
インクルード (インクルードの順番 ①→②→③)
リンク
本機専用ファイル
アプリケーションプログラム
SHCLIB.LIB
③BIOS1MAC.H
HICIF.LIB
BIOS1DEF.H
AP_START.OBJ
①ITRON.H
AP_INIT.OBJ
②CMNDEF.H
アプリケーション用
に提供されるライブ
ラリ
アプリケーション用に
提供されるオブジ
ェ
クト
(コンパイラに付属)
アプリケーション用に提供されるインクルードファイル
HIOLIB.LIB
HIOLIB.H
HIIO プロトコルを使用して
DT-365IO と通信する為に
提供するオブジェクト