User manual - Cライブラリ解説書ver.1.01(2006年6月15日)

DT−300C ライブラリ解説書
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機能 ファイル名の取得 関数名 fil_findfirst
指定された条件でファイルの検索を行い、条件に一致するファイル名を取得します。
次候補を読み出す時は fil_findnext 関数を使用してください。
≪C言語インタフェース≫
【コーリングシーケンス】
ER ercd = fil_findfirst( B *path, UH attr, FIND_T *buffer );
【パラメータ】
B *path :検索ファイル名(指定方法は、open 関数参照。形式2のみ有効。ワイルドカード使用可)
UH attr :検索ファイルの属性(OR指定可)
_A_NORMAL :読み書き可能
_A_VOLID :ボリュームID
_A_RDONLY :読込み専用
_A_SUBDIR :サブディレクトリ
_A_HIDDEN :隠しファイル
_A_ARCH :アーカイブ
_A_SYSTEM :システムファイル
※アーカイブ/読込み専用属性は、指定の有無に関わらず常に検索対象となります
FIND_T *buffer :結果を格納するバッファ
【ストラクト構造】
typedef struct find_t{
B reserved[21] :予約領域
B attrib :検索されたパスについてのファイル属性
UH wr_time :ファイルを最後に更新した時刻
UH wr_date :ファイルを最後に更新した日付
W size :ファイルの大きさ(バイト単位)
B name[13] :検索されたファイルもしくはディレクトリの名前
(パスを含まず文字列の最後は NULL です)
(英文字は、すべて大文字です)
} FIND_T;
【リターンパラメータ】
ER ercd :リターンコード
【リターンコード】
E_OK :正常終了
E_NG :異常終了
E_PRM :パラメータエラー
≪備考≫
時刻と日付のフォーマット
15 11 10 5 4 0
時刻 秒は2秒単位
15 9 8 5 4 0
日付 年は0を 1980 年とします
時(0∼23)
分(0∼59)
秒(0∼29)
年(0∼99)
月(1∼12)
日(1∼31)