User manual - Cライブラリ解説書ver.1.01(2006年6月15日)

DT−300C ライブラリ解説書
263
11.3.2 キーに対する通知モードの場合
キーに対する通知モードを使用する場合、下記の点に注意して下さい。
・ 通知モードに対応する処理へ分岐する処理は、キー入力待ちの後で行って下さい。
・ 通知モードで押下されたキーの識別は、キー通知フラグのビットパターンで判別して下さい。
・ キー入力待ちの終了条件にイベント通知キー押下を加えて下さい。
・ 通知モードに使用するフラグは FL_FK_INT_ID を使用して下さい。
・ 通知イベントに対応する処理に分岐する場合は、必ず対応する通知イベントフラグをクリアして下さい。
・ 通知モードで設定するビットパターンは、下記の値を組み合わせて使用して下さい。
表10.3 ファンクション設定用ビットパターン
名 称 説 明
FL_FK_INT_FNC1
FL_FK_INT_FNC2
FL_FK_INT_FNC3
FL_FK_INT_FNC4
FL_FK_INT_FNC5
ファンクション 1 設定用ビットパターン
ファンクション 2 設定用ビットパターン
ファンクション 3 設定用ビットパターン
ファンクション 4 設定用ビットパターン
ファンクション 5 設定用ビットパターン
以下にキー通知を使用する場合のチャートを記します。
キー入力待ち
通知モード設定
各キー処理
キー通知フラグ
ON
通知フラグ
ビットパターン
キー通知モード
通知モード指定している
割込みが発生した場合、
キー入力待ちを抜けます。
キー通知フラグのビット
パターンにより押下され
たキーを識別します。
分岐した先の処理
必ずキーフラグを
クリアして下さい。