User manual - Cライブラリ解説書ver.1.01(2006年6月15日)

DT−300C ライブラリ解説書
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機 能 FCHK リストファイルの生成 関数名 cu_fchklog_Create
指定複数ファイルの FCHK リストファイル(FCHK.LOG)を生成する。
FCHK リストファイルには、指定されたファイルに対する以下の情報が生成される。
(1)ファイルのパス名(転送先ディレクトリ名を含む),(2)作成日付,(3)作成時間,
(4)ファイルサイズ,(5)指定された全ファイルのチェックサムデータ,
(6)FCHK リストファイル自身のチェックサムデータ
パラメータの指定により、画面に FCHK リストファイルの生成処理の進捗を示すグラフを表示
できる。
C言語インタフェース
[コーリングシーケンス]
ER ercd = cu_fchklog_Create(H mode, B *fName, B *dir, B *listDir, H append,
CU_GRAPHSET *graphSet)
[入力パラメータ]
H mode :ファイル指定モード(再帰呼出しを行うかどうかを指定する。)
CU_TRANS_NORMAL:再帰呼出し無 CU_TRANS_RECURSIVE:再帰呼出し有
B *fName :転送元ファイル名(複数指定及びワイルドカード指定可)
B *dir :転送先ディレクトリ名(複数指定及びワイルドカード指定不可)
B *listDir:FCHK リスト生成ディレクトリ名(複数指定及びワイルドカード指定不可)
H append :アペンドオプション(既存の FCHK リストファイルに対する追加を指定)
CU_FCHK_CREATE:新規作成 CU_FCHK_APPEND:既存ファイルに追加
CU_GRAPHSET *graphSet:グラフ表示情報
typedef struct{
H graphMode :グラフ表示モード
CU_GRAPH_ON_1:リストファイル生成全体を 100%として表示する
CU_GRAPH_OFF :表示しない
(CU_GRAPH_OFF 設定時は以下のパラメータは、参照しない)
H graphPos :ファイル名表示先頭行(0∼11)
H graphCol :ファイル名表示先頭桁(0∼25)
H graphName :ファイル名表示フラグ(全パス表示かファイル名のみかを指定)
CU_GRAPH_NM_PATH:全パス表示
CU_GRAPH_NM_FILE:ファイル名のみ
H graphLine :ファイル名エリア行数(1∼12)
}CU_GRAPHSET;
[リターンパラメータ]
ER ercd :処理ステータス
E_OK:正常
FCHK_NG01:指定したパス名が見つからない
FCHK_NG02:リストファイル作成エラー
FCHK_NG03:FCHK.LOG が見つからない(追加)
FCHK_NG0D:パラメータエラー
備 考
[関連関数]
cu_fchklog_Check