User manual - Cライブラリ解説書ver.1.01(2006年6月15日)

DT−300C ライブラリ解説書
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機能 IOBOX のキャッシュメモリの上限設定 関数名 HIO_SetMemoryThresh
IOBOX のキャッシュメモリの上限を設定します。
≪C言語インタフェース≫
【コーリングシーケンス】
ER ercd = HIO_SetMemoryThresh(H MemorySize, H Option);
【パラメータ】
H MemorySize :設定するメモリ上限の大きさ(クラスタ単位で指定します。
RAM: 0∼2011(ただし0は上限値の初期化を行う際に設定します。
FROM: 0∼239 (ただし0は上限値の初期化を行う際に設定します。
(※)
H Option :オプションフラグ(メモリ種類の指定)
IO_MEMORY_RAM :RAM のメモリ上限を設定
IO_MEMORY_FROM :FROM のメモリ上限を設定
【リターンパラメータ】
ercd :リターンコード
【リターンコード】
E_OK : キャッシュメモリ上限設定成功
E_PRM : パラメータエラー
E_NG : 異常終了
≪備考≫
※ クラスタ単位は RAM,FROM で異なります。
1クラスタはそれぞれ RAM:1024バイト
ROM:8186バイト です。
※ 範囲外の値を設定するとリターンコードが E_PRM または E_NG の場合、IOERRSTATE 構造体には
プロトコルエラー(IOERR_DATAERR)が設定されます。