User manual - Cライブラリ解説書ver.1.01(2006年6月15日)
DT−300C ライブラリ解説書
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機能 IOBOX の全ファイル情報の取得 関数名 HIO_GetFileInfo
IOBOX にあるファイルのうち、該当するファイル INDEX 番号、機器 ID、ファイル名のファイル情報を
取得します。各パラメータの AND を取ることにより、該当するファイルがあるかどうかの判断をします。
一致するファイルがない場合には0が返ります。ファイル INDEX 番号、機器 ID、ファイル名のパラ
メータに特殊な値(NULL)を指定することにより、そのパラメータの全条件がファイル取得条件となります。
全ファイル情報の取得 → Fileindex = 0, Fileid = NULL, Filename=NULL
≪C言語インタフェース≫
【コーリングシーケンス】
ER ercd = HIO_GetFileInfo(H Fileindex,B *Fileid, B *Filename, IOFILEINFO *Iofileinfo, H Option);
【パラメータ】
H Fileindex :IOBOX のファイル INDEX 番号(0∼128)
B *Fileid :HT/ホスト PC の接続 ID
B *Filename :ファイル名
※拡張子まで指定してください。
※パスは含めないでください。
struct _iofileinfo{
UH Index; データ受信の順番
UB Id[16]; 機器 ID
B FileName[8]; ファイル名
B FileExt[3]; ファイル拡張子
UW FileSize; ファイルサイズ(単位は Byte)
UH FileDay; ファイルの日付
UH FileTime; ファイルの時刻
UB Attr; ファイル属性
}IOFILEINFO;
H Option :オプションフラグ(メモリ種類の指定)
IO_MEMORY_RAM :RAM のファイル情報を取得
IO_MEMORY_FROM :FROM のファイル情報を取得
【リターンパラメータ】
ER ercd :取得したファイル情報の数(正常時)
:リターンコード(エラー時)
【リターンコード】
E_PRM : パラメータエラー
E_NG : 異常終了
≪備考≫
IOBOX からは、最大128ファイル分のファイル情報が返ります。Iofileinfo には IOFILEINFO128 個
分の領域を確保し、指定してください。