User manual - Cライブラリ解説書ver.1.01(2006年6月15日)

DT−300C ライブラリ解説書
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(2)項目設定詳細
以降に各項目の詳細について記載します。
①読み取りコード
デコード処理の処理時間の関係から、特定のコードしか読み取らない場合は使用するコードのみを指定しておくこと
を推奨します。
表5.5 読取りコード
設定条件 コード 備考
自動機別 NW-7
(全てのコードを選択した時) CODE-39 デコードの優先順位 高い
Industrial 2of5
Interleaved 2of5
CODE-93
CODE-128(EAN-128)
MSI
WPC(UPC-E以) addon +2(5)
WPC(UPC-E以)
UPC-E addon +2(5) デコードの優先順位 低い
UPC-E
IATA
コード限定 単一および任意の複数コードが選択可能です (複数コードを設定した場合の
優先順位は上段の通りです)
②読み取り桁数
コードごとに読み取り桁数の有効範囲の指定が可能です。
各コードの設定可能範囲は次の通りです。
表5.6 読取り桁数
WPC : 桁数は固定 (設定不可能)
CODE-39 : 2∼38桁 (スタート/ストップキャラクタを含みません
NW-7 : 2∼38桁 (スタート/ストップキャラクタを含みません
Industrial 2of5 : 2∼40桁
Interleaved 2of5 : 4∼40桁
CODE-93 : 1∼40桁
CODE-128 : 1∼64桁
MSI : 1∼40桁
IATA : 1∼40桁
制限事項:
Interleaved 2of5 は仕様上、コードデータは必ず偶数桁です。
奇数桁の指定をした場合,最小桁は(指定桁+1)の桁数まで,最大桁は(指定桁-1)の桁数までが読み取り可能
となります。従って,最大最小桁に同一の奇数を指定した場合,何も読み取れなくなります。
誤読防止のため、CODE-39 および NW-7 1 桁, Interleaved 2of5 2 桁に関しては,コードを限定した場
合のみ設定可能です。
< 設定範囲 > 1コード限定のとき
表5.7 読取り桁数(1コード限定時)
CODE-39 : 1∼38桁 (スタート/ストップキャラクタを含みません
NW-7 : 1∼38桁 (スタート/ストップキャラクタを含みません
Interleaved 2of5 : 2∼40桁