User manual - 開発ガイドver.1.02(2006年6月15日)

DT-300 開発ガイド
7
<書式1>
SET DOS16M=1[@<先頭アドレス>] [:<サ>]
<書式2>
SET DOS16M=1[@<先頭アドレス>] [-<終了アドレス>]
[ ]内は省略可能を意味します。
アドレス及びサイズは1∼16MBまで指定可能です。
・先頭アドレス:コンパイラが使用するメモリ領域の先頭アドレスを指定します。
・終了アドレス:コンパイラが使用するメモリ領域の狩猟アドレスを指定します。
・サイズ :コンパイラが使用するプロテクトメモリの容量を指定します。
設定項目は10進または、16進で行います。
ただし、16進の場合はプリフィックスの「0x」が必要です。
また数字はKバイト/Mバイト単位で指定できますが、サフィックスが無い場合は
Kバイトであると見なします。
●例1(拡張メモリを4MB実装し、1MBから4MBの3MBを使用する場合)
SET DOS16M=1@1M-4M
或いは、
SET DOS16M=1@1M:3M
●例2(拡張メモリを4096K使用する場合)
SET DOS16M=1:4096K
VCPI(Virtual Control Program Interface)
メモリ管理規格の1つで、仮想86モードで使う EMS ドライブとプロテクトメモリと使う DOS エクス
テンダを調整し、メモリを効率よく配分する為の規格。
DPMI(Dos Protect Mode Interface)
メモリ管理規格の1つで、MS-DOS をベースにマルチタスク環境でのアプリケーションプログラムが
プロテクトメモリを効率よく使用できるようにした規格
2−2−4 CONFIG.SYSファイルの設定
①FILES
プログラムの処理中に、少なくとも20個のファイルを同時にオープンできるように
設定する必要があります。
FILESのオペランドには20以上の値を設定して下さい。
FILES=20
②EMSドライバ
EMSドライバを組み込んだ状態で拡張メモリを使用する際は、EMSドライバが
VCPI/DPMI規格に対応している場合のみ、SHCコンパイラと共存すること
ができます。