User manual - 開発ガイドver.1.02(2006年6月15日)
DT-300 開発ガイド
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4.アプリケーション開発上の留意事項
①コントラストの調整について
画面のコントラスト調整及び、バックライトのオン/オフは、初期状態においては次の
操作で調整することが可能です。
・▲(F1) : コントラストを1段階濃くする
・▼(F4) : コントラストを1段階薄くする
・バックライト(F2): バックライトのオン/オフ
コントラスト調整は、環境の変化や個体のばらつきにより必要になる場合があります。
ファンクションキーの設定を変更する場合も、アプリケーションでコントラスト調整が
可能になるようにしてください。
②LB0の通知機能について
主電池(乾電池)の電圧低下状態には、LB1(警告レベル)とLB0(強制電源断)が
あります。
LB0発生時には、システム側で強制的に電源断処理を行います。
従って、通知機能によるフラグをアプリケーションが認識するのは、次回の電源オン時です。
一般的に、LB0からの復旧状態では、電池交換等により電源が確保されているわけですから、
LB0発生時に通知機能を使い電源断処理などを行うと、電池交換しても一回は電源が切れて
しまう、という動きになります。
操作上、混乱しないようにして下さい.
一般的にLB0の通知機能が必要となるのは、単なるレジューム処理では現状を復帰できない
場合や、復旧する必要のない場合です。
たとえば、通信中のLB0による電源断の場合などです。
③Bドライブ(FROM)使用上の注意点
Bドライブ(FROM)には書込み制限がありますので、頻繁に書込み処理を行うファイルを格
納することは避け、プログラムファイルやマスタファイルなど読み込み専用のファイルを格納す
るようにしてください。