User manual - 開発ガイドver.1.02(2006年6月15日)

DT-300 開発ガイド
1
2
2−5 オブジェクト変換
オブジェクト変換の作業には以下の2つがあります。
オブジェクト変換を行うことにより、Sタイプオブジェクト(*.MOT)が生成されます。
Sタイプオブジェクト(*.MOT)を、さらにダウンロードファイルへ変換することで、実際にDT−
300へダウンロードするファイル(*.LOD)が作成されます。
①オブジェクト変換 (CNVS.EXE)
②ダウンロードファイルへの変換 (APCNVY.COM)
2−5−1 オブジェクト変換(CNVS.EXE)
Sタイプオブジェクト(*.MOT)の生成を行います。
《書式》 CNVS <ロードモジュール名(*.ABS)>
拡張子「*.ABS」は省略できます。
C:¥DT300¥SAMPLE>CNVS SAMPLE
2−5−2 ダウンロードファイルへの変換(APCNVY.COM)
実際にDT−300にダウンロードするダウンロードファイルを作成します。
《書式》 APCNVY <Sタイプオブジェクト名(*.MOT)> <ダウンロードファイル名(*.LOD)>
C:¥DT300¥SAMPLE>APCNVY SAMPLE.MOT SAMPLE.LOD
ファイル変換を行う時には、同一ファイル名の「*.MAP」ファイルが必要です。
リンク実行時に作成された MAP ファイルを同一ディレクトリに用意してください。
★実際に DT-300 に格納されるアプリケーションプログラムの容量は、ダウンロードファイルの
ファイル容量ではありません。
容量の計算は「2-7 アプリケーション容量の確認」を参照してください。