User manual - ソフト機能解説書ver.1.01(2005年3月9日)
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0FH 02H
パラメータ長エラー パラメータが長すぎる パラメータを 255 文字以内
にして下さい
A0H 10H
通信ポートオープンエラ
ー
他のプログラムが COM1 また
は IrDA を使用しているか、
FLCE が既に起動されている
他の COM1 または IrDA を
使用しているプログラムを
終了して下さい
A0H 20H
回線断エラー 通信中にケーブルが抜けた
か、IrDA コネクションが切断
された(IOBOX から HT が取
り外された等)
ケーブル接続および HT の
IOBOX への装着が正しく行
われているか確認して下さ
い
A0H 30H
接続待ちタイムアウト
エラー
起動後 1 分間以内に接続完了
しなかった
ケーブルの接続を確認する
か、IrDA が通信可能状態に
あるか確認して下さい
(9)ログファイル
FLCEは、ログファイルを作成し、通信ログを残します。
1)ログファイル名
ログファイル名は、”FLCE.LOG”で固定とします。
変更はできませんので、ログファイルを残したい場合は、ファイル名の変更等で
対応します。
2)作成場所
”¥Windows¥” ディレクトリに作成します。
3)作成方法
既にログファイルが存在していても、新規で作成します。
既存ファイルへ、追加でのロギングは行いません。
ファイル作成が出来ない場合は、ログファイルを作成しません。
コマンドパラメータに、誤りがある場合はログファイルは作成しません。
ログファイルの作成は、通信相手と接続処理が開始された時点から行われます。
4)フォーマット
1 行目: FLCE.EXE のバージョン情報を出力します。
2 行目: プロトコルのバージョン(1バイト)情報を出力します。
最初のバージョンは、‘1’です。
3 行目: 通信相手機種(最大3バイト)コードを出力します。
① AT … IBM-PC AT 互換機
4 行目: セッション ID 情報を出力します。
16進数で出力されます。( 例) 0x0000 )
5 行目: 最終イベント情報を出力します。
6 行目: 最終フェーズ情報を出力します。
7 行目: 終了ステータス情報を出力します。
16進数で出力されます。( 例
) 0x0000 )
8 行目: 最終送信ファイル名を出力します。
9 行目: 最終受信ファイル名を出力します。
以上の9行で出力されます。
2~4行目は、通信相手から取得した情報を出力しますので、HT 対向通信時のアイドル起動で動作している HT 側
のログファイルには、この行は空白の状態で出力されます。
また、1行80バイト未満で出力していますので、8、9行目のファイル名が65バイト以上(15バイト分は項目
名で使用)である場合は、65バイト目以降の文字列は削除されて出力されます。
(10)ヘルプ
デスクトップ画面またはアプリケーション実行中にスタートメニュー>ヘルプを選択すると、ヘルプファイルが表示さ
れます。