User manual - ソフト機能解説書ver.1.01(2005年3月9日)
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(4)パス名の記述方法
① パス名は必ず” ”で囲んで下さい。また、1つのパス名は” ”を含んで 255 文字以下にして下さい。
全角文字も 1 文字に数えます。
② パス名の記述は、指定したいパスが存在するマシンの OS のパスの命名規則に従って下さい。
③パスを表現する場合、ドライブレターについて以下に従った記述をして下さい。
1. HT 上のパス名はドライブレターを用いず、ルートディクトリから記述して下さい(ホスト PC 用アップダウ
ンユーティリティから HT 上のファイルまたはディレクトリのパスを指定する場合も同様です)
2. もし通信相手からドライブレター付きで指定されても、HT の FLCE 側でドライブレターは無視されます(ル
ートディレクトリからドライブレターなしで指定されたものと同等に扱われます)
3. HT からドライブレターの必要な OS の動作している通信相手(PC 等)上のファイルまたはディレクトリの
パスを表現する場合は、従来どおり必ずドライブレターをつけて記述して下さい
ただし、上記2.については例外として、通信相手から Windows CE 機上のデバイスを指定してフォーマット、ディス
ク情報取得指示を行う場合、ドライブレターに以下の意味を持たせます。
C: → 内部RAM
D: → CF カード
E: → SD カード
F: → FlashDisk
なお、これらの設定はレジストリに記述することで変更可能です。
(5)存在しないファイルを指定したとき
通信相手側に存在しないファイルまたはディレクトリのパス名を指定した場合は、以下の処理が行われます。
通信相手 受信 削除 移動 送信、送信(追加)
Windows98SE/WindowsMe/Windows NT4.0/
Windows2000/WindowsXP
A C B D
Windows CE
A C B D
A: 複数指定したパス名のうち 1 つでも存在しなければ、異常終了します
(存在するファイルも転送処理は行われません)
B:指定したパス名が存在しなければ、異常終了します(転送処理は行われません)
C:指定したパス名の中に存在しないパス名があった場合、そのパス名は無視されます
(その他の存在するパス名は全て処理されます)
D:新たにファイルが作成されます