User manual - ソフト機能解説書ver.1.01(2005年3月9日)

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ファイル送信
(指定方法)
/S[Option] 送信ファイルパス名 [送信ファイルパス名] […] 格納先ディレクトリパス名
(機能説明)
自機マシン側に存在するファイルを、通信相手に転送する機能です。
通信相手先の、格納先ディレクトリ内にすでに同名のファイルが存在した場合は上書きを行います。
格納先ディレクトリ名で指定したディレクトリが存在しない場合は自動的にディレクトリが作成されます。
・ 送信ファイルパス名は最初にチェックされ、自機マシン内に存在しない送信ファイルパス名が1つでも指定さ
れていたら、FLCE は直ちにエラー終了します。(この場合、存在するファイルも送信処理は行われません)
ファイル送信中は進捗率の表示処理を行います。
(パラメータの説明)
1) コマンド
(Sending) :ファイルの送信処理
2) オプション
(Over Write):リードオンリーファイルの強制上書き指定
このオプションが指定されると、リードオンリーファイルに対しても上書き処理を行います。
このオプションが指定されない場合リードオンリーファイルに対して書き込み処理が発生すると異
常終了します。
(再帰呼び出し)
送信ファイルパス名で指定されたディレクトリ傘下の全てのファイルが転送ファイルの対象となり
ます。指定ディレクトリ傘下にサブディレクトリが存在した場合はそのサブディレクトリ名も付加し、
ファイルの送信処理を行います。
ディレクトリの階層の深さは16までとします。
このオプションが指定された場合でも、送信ファイルパス名はフルパス名で指定してください。
このオプションが指定されていない場合は、送信ファイルパス名で指定されたファイルだけが、転送
ファイルの対象となります。
3) 送信ファイルパス名
自機側に存在するファイルを、フルパス名で指定すること。
ファイル名にワイルドカードの指定も可能。
全ファイルを指定する場合は、ファイル名として「*.*」を入力すること。
全角文字のディレクトリ名、ファイル名の指定も可能。
4) 格納先ディレクトリパス名
このコマンドに対しての最終入力パラメータに、通信相手先の格納先ディレクトリ名を記述します。
指定したディレクトリが存在しない場合は、指定した名前でディレクトリが作成されます。
ディレクトリ名の終結文字として、¥」を入力して下さい。入力しない場合は、パラメータエラー
となります。
全角文字のディレクトリ名の指定も可能です。
格納先ディレクトリパス名は、通信相手側の OS の命名規則に従って下さい