User manual - ソフト機能解説書ver.1.01(2005年3月9日)

Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD.
All rights reserved.
19
4.10 FLCE
FLCE は、本体間の他、LANシリアルケーブル接続または IOBOX 経由で PC のアップダウンユーティリティLMWIN
と通信を行うためのプログラムです。
FLCE は、ファイル転送プロトコル機能のうち、以下の機能をサポートしています。
サポート
項番 機能(プロトコル上のコマンド)
FLCE
指定
通信相手
から要求
備考
1
ファイル送信
2
ファイル受信
3
ファイル追加
4
ファイルまたは、ディレクトリの削除
5
ファイルの移動または、ファイル名の変更
6
ディレクトリ作成
7
時刻設定
8
時刻要求
9
メッセージの表示
10
ブザー鳴動
11
ファイル情報の取得
12
ファイル情報の設定
13
ディスク情報の取得
14
セッション ID およびシステム情報の取得
15
アイドル通知
16
終了指示
内部機能のため指
定する必要なし
(1)使用方法
FLCE は、実行プログラムで、以下の 2 通りの使用法があります。
FLCE 単体使用
ーザアプリケーションからチャイルドプロセスとして使用
単体使用時は、起動時にパラメータを入力するダイアログが表示されます。必要なパラメータをダイアログに入力し
OK を押します。ファイル転送は、送り元および受け先それぞれのパスを指定して実行できます。ただし、本体間通
でのアイドル起動、または後述するレジストリで指定した通信設定でアイドル起動モードを動作させる場合は、何も
力しないで OK を押します。
ユーザアプリケーションからファイル転送等を行いたいときは、FLCE をチャイルドプロセスとして起動します。動作
指定、送受信するファイル、格納先等、すべてパラメータとして引数で指定します。通信終了後、通信結果の終了コ
ドをプロセスの戻り値として取得できます。