User manual - 無線LANセキュリティ設定ガイド(DT-10M50SB用)(2008年2月21日)
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7. WPAを利用する(802.1x認証その2)
WPA を利用して 802.1x 認証を行います。
暗号化に WEP と比べより安全性の高い TKIP を使用している為、動的 WEP を使用するよりも
WPAを使用することを強くお勧めします。
動的 WEP と同様に、PEAP と、EAP-TLS の二通りの認証方式を選択できます。
7-1.EAP-PEAP
PEAP(WPA-EAP)は証明書とユーザ・パスワードを使用した認証でセキュア無線 LAN 環境を実現し
ます。
PEAPはEAP-TLSのようにDT-10 に
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ユーザ証明書をインポート(インストール)する必要はありませ
んがDT-10 が認証サーバおよびAPを認証するためにサーバ証明書を使用します。
よって、DT-10 にルート証明書のインポート(インストール)が必要となります。
設定手順としては、
ルート証明書をインポートした後、ワイヤレスLAN接続での PEAP 設定となります。
※
1
認証サーバが DT-10 を認証する手段はユーザ・パスワードを使用します。
7-1-1.証明書の入手
商用証明機関の証明書を購入するか、或いは自前の CA サーバを構築して証明書を作成します。
7-1-2.ルート証明書のインポート
証明書のインポートは専用ソフト【certinsl.exe】を使用します。
ファイルエクスプローラを起動して、
マイデバイス → Windows
へと移動します。
Certinsl.exe を選択してください。
ルート証明書をインストールします。
【信頼の証明】を選択し、
ファイルから選択してくださいをタップ
して下さい。
証明書の一覧が表示されるので
インストールする証明書を選択してください。
読み込みに成功すると、
証明書インストール完了
と、ダイアログが表示されます。
OK をタップするとプログラムが終了します。