User manual - 無線LANセキュリティ設定ガイド(DT-10M50SB用)(2008年2月21日)
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5. 簡単なセキュリティの設定
5-1.WEPオープン認証の場合
キー長 入力データ
152 128
128 104
64 40
WEPのキー長は
152bit
128bit
64bit
などがあります。
DT-10では、キー長128bitと64bitが選択できます
WEPの暗号鍵は、初期ベクタ(24bit)+暗号鍵(入力データ)で構成されます。
従って入力するデータ自体は、キー長から24bitを引いた物となります。
WEPキー長では、キー長と入力データ長を取り違えない様にして下さい。
例えば、WEPキー152bitの入力データと、WEPキー128bitのキー長は
共に128bitです。
ご注意:WEPキー長について
①セキュリティのWEPを選択します
②アクセスポイントに設定したキー長を選択します。
入力したキーデータからの自動判別機能はありません。
③アクセスポイントに設定したキーを入力します
キーは必ず16進で入力してください。ASCII入力は出来ません。
④OKボタンを押します。
必ず隣の表示がOKとなっている事を確認してください。
①
②
④
③
・キーは、64or128bitで選択が可能です。
必ずキー入力の前に選択してください。
キー長を変更する度にキーはクリアされます。
・キー長の自動判別はありません
必ずキー長の選択をして下さい。
・キー入力欄の隣の窓に入力桁が表示されます。
選択したキー長になるとOKと表示されます。
・ASCII⇔16進数の自動判別はありません
キーは、必ず16進数で入力してください。
例)
ASCIIa b c A B C 1 2 3
16 進 61 62 63 41 42 43 31 32 33
WEP では、アクセスポイントと端末側に設定したキーを使用して通信データを暗号化します。
現存する殆どのアクセスポイントで使用できる方法ですが、既にセキュリティの脆弱性が
指摘されており、現状ではお勧めできるセキュリティ方式とは言えなくなって来ています。
止むを得ない場合以外は次項で説明する WPA-PSK をご検討ください。
WEP の現状