CASSIOPEIA DT-10 Bluetooth 機能解説書 Ver 1.00 Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
変 更 履 歴 No Revision 更新日 項 1 1.00 05/2/22 初版 改訂内容 初版発行 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
目次 1 概要 .................................................................................................................................................................................1 2 機能仕様..........................................................................................................................................................................2 2.1 2.2 2.3 通信プロファイルの種類........................................................................................................................
3.11.2 サービス............................................................................................................................................................31 3.11.3 共有フォルダ.....................................................................................................................................................32 3.11.4 設定....................................................................................................................................................................
1 1 概要 本解説書は、DT-10 の Bluetooth 通信機能に関して述べたものです。 Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
2 2 機能仕様 DT-10 の Bluetooth バージョンは 1.2 です。機能仕様を次に示します。 2.
3 Bluetooth の通信用途と通信方法およびプロファイルの対応関係を次に示します。 通信する Bluetooth 機器 通信用途 プロファイルと使用アプ リ Bluetooth 携帯電話、Bluetooth モデム等 Bluetooth アクセスポイント (PAN Profile 対応) Bluetooth プリンタ Bluetooth 対応 PC + Active Sync ダイヤルアップ Dial-Up Profile+RAS アプリ LAN 接続 PAN Profile+TCP/IP アプリ プリンタへの印字 DT-10 本体間、Bluetooth 対応 PDA、 Bluetooth 対応 PC、DT-5100、870、9700 等 Bluetooth 機器間の ファイル転送 Serial Profile+印字用アプリ Serial Profile+ActiveSync OBEX Object Push File Transfer ホスト PC との接続 ※本機推奨の Bluetooth 通信機器以外との通信動作は保証いたしません。 ※通信速度は相手機器および本体の通
4 2.3 Bluetooth 1.2 機能 DT-10 では、Bluetooth モジュールのハードウェアと Bluetooth プロトコルスタックのソフトウェアを Bluetooth 1.2 に対応したことにより、次の Bluetooth1.2 機能を使用することができます。 2.3.1 AFH 機能 Bluetooth 1.
5 キー [HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Rappore¥Stkmgr] バリュー "AFHChannelMode" : REG_DWORD 値 0 1 意味 帯域制限を行いません AFH を有効にします(自動) 3 設定した帯域を使用します ← この値を使用 バリュー "AFHHostChannels" : REG_BINARY 下図に示す順で bitmap により、使用するチャンネル相当 bit を1、使用しないチャンネル相当 bit を0で指定します。 なお、Byte9 最上位 bit は常に 0 とします。 Byte Byte9 Byte8 Byte7 Byte6 Byte5 Byte4 Byte3 Byte2 Byte1 Byte0 BT ch 78 - 72 71- 64 63 - 56 55 - 48 47 - 40 39 - 32 31 - 24 23 - 16 15 - 8 7-0 BT チャンネルと周波数の関係は下記の式で表されます。 Freq(MHz) = 2402 + BTch 例: Bluetooth で使用する周波数範囲 2451MHz ~ 247
6 2.3.2 Fast Connection 機能 Bluetooth 1.2 の機能である Fast Connection 機能をサポートします。DT-10 においては、Fast Connection 機能を 有効または無効に設定することができます。 Fast Connection 機能を有効に設定した場合、従来の Bluetooth 1.
7 2.5 無線 LAN との同時使用について Bluetooth と無線 LAN は同一の周波数帯域を使用するため、原則として同時使用はできません。 ただし、以下の点に留意することにより、各通信デバイスの電源を OFF しない場合でも電波干渉の影響を小さく する事が可能です。この場合でも、電波環境により通信リンクが切断されてしまう可能性があるため、アプリケーシ ョンから再度通信リンクを張るリトライ処理を行うようにして下さい。リトライ処理は、無線 LAN と Bluetooth の 干渉だけでなく、ISM バンドを利用する電子レンジ等の他の機器との干渉時にも必要なので、必ず実装して下さい。 2.5.
8 2.6 ソフトウェア DT-10 で使用可能な Bluetooth ソフトウェアは以下の通りです。 2.6.1 Bluetooth 接続ツール Bluetooth 接続および通信を行うための、メニュー選択形式のアプリケーションを提供します。サポートする機能の 一覧を次に示します。 ・近くにある Bluetooth デバイスの探索 ・Bluetooth デバイス情報の取得および表示 ・Bluetooth 仮想シリアル接続 ・ダイヤルアッププロファイルによる PPP 接続 ・PAN プロファイルでのネットワーク接続および TCP/IP 通信 ・OBEX Object Push プロファイルによるファイル転送 ・File Transfer プロファイルによるファイル転送 ・取得した Bluetooth 機器情報の保存、デフォルトで通信する Bluetooth 機器の設定 ・その他の Bluetooth 設定(Bluetooth 1.2 設定を含む) 2.6.
9 3 Bluetooth 接続ツール 本章では、DT-10 の OS に内蔵されている Bluetooth 接続ツールについて説明します。 3.
10 3.2 デバイス一覧 Bluetooth デバイスの一覧を表示します 3.2.1 Bluetooth デバイスの種類 デバイスの種類には以下のようなものがあります。 アイコン デバイスタイプ マイデバイス (このデバイスの設定が行えます) PDA ラップトップコンピュータ デスクトップコンピュータ 携帯電話 プリンター ヘッドセット(音声) LAN アクセスポイント ダイアルアップネットワーク(DUN) 接続済みマーク 接続済みのPDA ボンディング済みマーク ボンディング済みの携帯電話 接続済み&ボンディング済みマーク 接続済み&ボンディング済のラップトップ コンピュータ Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
11 3.2.
12 3.
13 3.
14 3.5 Object Push プロファイルによるファイル転送 「カレンダー」、「メモ」、「電子メール」、「名刺」のサービスをダブルタップしてファイル転送を行います。 以下は「電子メール」を使用した例です。 3.5.1 送信ファイルと受信フォルダの設定 受信するフォルダを指定 (受信フォルダは共通) 「オブジェクト」で送信するサービスを選択 送信するファイルを設定 ※既に設定済みの場合は、再度設定の必要はありません。 3.5.2 ファイル転送 「電子メールを送信」をタップして 電子メールを送信 ※ファイル転送が完了するとメッセージが表示されます ※同様の操作で「カレンダー」、「メモ」、「名刺」のファイルも送信できますが、受信ができるのは名刺だけです。 Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
15 3.6 Bluetooth FTP ファイル操作 Bluetooth FTP を使用したファイル転送が行えます。 Bluetooth デバイスのサービス一覧から「Files」をダブルタップすると、相手 Bluetooth デバイスの Bluetooth FTP サービスに接続出来ます。 ファイルリストを切り替える時は、フォーカスの当たっていないリストをタップして下さい。 リモートファイルリストにフォーカスがある状態 リモートのカレントフォルダ表示 リモートファイルリストをソートする基準を変更 リモートファイルリスト ローカルファイルリスト ローカルファイルリストにフォーカスがある状態 ローカルのカレントフォルダ表示 ローカルファイルリストをソートする基準を変更 ファイルリストのソート 「名前」をタップしてプルダウンメニューを表示 ソートする項目をタップ (名前順、日付順、ファイルサイズ順のいずれかを選択) ファイルリストのソートはフォーカスの当たっている ファイルリストに対して行います Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD.
16 3.6.
17 3.6.2 Bluetooth FTP ポップアップメニュー Bluetooth FTP ファイル操作で使用出来るポップアップメニューでは以下の操作が行えます。 「リモートファイルリスト」、「ローカルファイルリスト」共通の操作です。 [ファイル選択時] <コピー> 選択したファイルをコピー <名前の変更> 選択したファイルを名前変更 <削除> 選択したファイルを削除 <ダイレクトコピー> 選択したファイルをダイレクトコピーで転送(コピー) <ダイレクトムーブ> 選択したファイルをダイレクトムーブで転送(移動) [非選択時] <貼り付け> 選択したリストにファイルを貼り付け <すべて選択> 選択したリストのファイルを全て選択 <新規フォルダ> 選択したリストにフォルダを作成 Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
18 3.6.3 ファイル送信 ローカルファイルリストから送信するファイルを選択状態にして、メインメニューの「ダイレクトコピー」をタッ プします。送信中は画面下に進捗が表示されます。 「ダイレクト ムーブ」メニューをタップするとファイル移動を行います。 ローカルファイルリストからファイルをタップして選択 「ダイレクトコピー」をタップしてファイル送信 3.6.4 ファイル受信 リモートファイルリストから送信するファイルを選択状態にして、メインメニューの「ダイレクトコピー」をタップ します。送信中は画面下に進捗が表示されます。 「ダイレクト ムーブ」メニューをタップするとファイル移動を行います。 リモートファイルリストからファイルをタップして選択 「ダイレクトコピー」をタップしてファイル受信 Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
19 3.6.5 フォルダ移動 以下の手順で上の階層や下の階層へカレントフォルダを移動出来ます。 「リモートファイルリスト」、「ローカルファイルリスト」共通の操作です。 フォルダをダブルタップして、1つ下のフォルダへ移動 「戻る」ボタンをタップして、1つ上のフォルダへ移動 リモートフォルダ操作で、カレントフォルダが「ファイル」に なっている時に「戻る」をタップすると、Bluetooth FTP 処理を 終了して、サービス一覧を表示します。 3.6.6 新規フォルダ作成 Bluetooth FTP メインメニューの「編集」から「新規フォルダ」をタップして新規フォルダの作成を行います。 「リモートファイルリスト」、「ローカルファイルリスト」共通の操作です。 Bluetooth FTP メインメニューから「編集」をタップ プルダウンメニューの「新規フォルダ」をタップ フォルダ名を入力 Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
20 3.6.7 ファイル名変更 ファイルをタップ&ホールドして表示される「ポップアップメニュー」から「名前の変更」をタップしてファイル名 を変更します。 「リモートファイルリスト」、「ローカルファイルリスト」共通の操作です。 ファイルをホールドして「ポップアップメニュー」を表示 ポップアップメニューの「名前の変更」をタップして ファイル名を変更 3.6.8 ファイル削除 「リモートファイルリスト」、「ローカルファイルリスト」共通の 操作です。 ファイルをタップして選択 「削除」ボタンをタップ 確認メッセージが表示されるので「OK」をタップして削除 Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
21 3.6.9 Bluetooth FTP の終了 Bluetooth FTP ファイル転送を終了してデバイス一覧に戻るには、「リモートファイルリスト」にフォーカスを当て、 左側のプルダウンメニューで「デバイス」をタップします。 リモートフォルダリストのプルダウンメニューをタップ 「デバイス」をタップして Bluetooth FTP を終了し、 デバイス一覧に戻ります Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
22 3.7 シリアルポートプロファイル(SPP) シリアルポートプロファイル(SPP)で Bluetooth デバイスと接続出来ます。 3.7.1 シリアルポートプロファイル(SPP)接続 のアイコンをダブルタップ 接続に成功するとメッセージ表示 「OK」をタップして閉じる ※このダイアログを閉じても、接続は切断されません ※ アイコンが になっている時は、以下の操作で 「シリアルポートプロファイル(SPP)」接続します。 のアイコンをホールド(長押し) 「ActiveSync 接続に使用しない」をタップ Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
23 3.7.2 シリアルポートプロファイル(SPP)切断 「Bluetooth 接続ツールメニュー」をタップ 「全て切断」をタップ 3.7.3 シリアルポートタイプ ActiveSync 接続 のアイコンをダブルタップ 「ActiveSync 接続に使用する」 をタップ ※一度「シリアルポートタイプ ActiveSync」 で接続するとアイコンが になります。 次回接続時に、アイコンをダブルタップすれば「シリアルポートタイプ ActiveSync」で接続出来ます。 3.7.4 シリアルポートタイプ ActiveSync 接続の切断 3.7.2 と同様の手順で切断します。 Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
24 3.8 ダイヤルアップネットワーク(DUN) ダイヤルアップネットワーク(DUN)で Buetooth デバイスと接続出来ます。 「インターネット」か「ダイヤルアップ」のアイコンをダブルタップすると以下の画面が表示されます。 3.8.1 ダイヤルアップネットワーク(DUN)接続 国番号 市外局番 電話番号 OK をタップ [ネットワークへのログオン] ユーザー名 パスワード ドメイン パスワードを保存 「プロパティ」の設定が完了したら OKをタップしてダイアルアップを開始します 「プロパティ」をタップしてダイアルアップの設定を行います Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
25 [全般] ダイヤルアップ全般の設定を行います サーバーが割り当てたIPアドレスを使用する 指定したIPアドレスを使用する IP アドレス SLIP を使用する ソフトウェア圧縮を使用する IP ヘッダー圧縮を使用する 「次へ」をタップして DNS と WINS の設定を行います サーバーが割り当てた IP アドレスを使用する 指定したIPアドレスを使用する 優先 DNS サーバ 代替 DNS サーバ 優先 WINS サーバ 代替WINS サーバ 「戻る」をタップして「全般」に戻ります Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
26 [モデム] モデムの設定を行います 発信元を指定 発信元を新たに追加 発信元を削除 トーン パルス ダイヤル 市外局番 国番号 キャッチホン機能の解除 「ダイヤル パターン」をタップ 市内通話 市外通話 国際通話 (E,e = 国番号;F,f = 市外局番; G,g = 電話番号) OK をタップして「モデム」の設定に戻る Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
27 [VPN] バーチャルプライベートネットワーク(VPN)の設定を行います。 設定項目は[General]を参照して下さい。 [プロキシ] プロキシの設定を行います このネットワークをインターネットへ接続する プロキシサーバーを使用してインターネットへ接続する プロキシサーバー 3.8.2 ダイアルアップネットワーク(DUN)の切断 「Bluetooth 接続ツールメニュー」をタップ 「全て切断」をタップ Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
28 3.9 パーソナルエリアネットワーク(PAN) (Network Setup Wizard) Personal Area Network(PAN)の設定を行います 「Bluetooth 接続ツールメニュー」をタップ 「ネットワークセットアップウィザード」をタップ [IP アドレス] サーバーの割り当てた IP アドレスを使用する 固定のIPアドレスを使用する IPアドレス サブネットマスク デフォルトゲートウェイ [ネーム サーバー] 「ネームサーバー」をタップ 優先 DNS サーバ 代替 DNS サーバ 優先 WINS サーバ 代替 WINS サーバ 設定が完了したら OK をタップして設定を終了します Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
29 3.10 マイ デバイス ローカルデバイスの設定を行います。 デバイスリストの My Device をダブルタップすると Bluetooth 接続ツールの設定を変更する事が出来ます。 [ファイル] [サービス] [共有フォルダ] [設定] [名刺] ローカルファイル操作 使用可能なサービスの設定 Bluetooth FTP の共有フォルダ設定 Bluetooth 接続ツールの設定 名刺の設定 各項目で設定できる内容を次ページ以降に示します。 Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
30 3.11.1 ファイル ローカルファイル操作や共有フォルダの設定などを行います。 フォルダ移動については、Bluetooth FTP と同様の操作ができます。 ポップアップメニュー [フォルダ選択時] <コピー> 選択したフォルダをコピー <名前の変更> 選択したフォルダ名を変更 <削除> 選択したフォルダを削除 <受信ボックスとして設定> 選択したフォルダを「Calendar」などで受信するフォルダに設定 <このフォルダを共有> 「Bluetooth FTP」で使用する「共有フォルダ」に設定 [ファイル選択時] <コピー> 選択したファイルをコピーする <名前の変更> 選択したファイル名を変更する <削除> 選択したファイルを削除する [非選択時] <貼り付け> <全て選択> <新規フォルダ> コピーしたファイルの貼り付け ファイルリストに表示されている全てのファイル及びフォルダを選択する フォルダの新規作成 Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
31 3.11.2 サービス 使用可能な Bluetooth サービスを選択します チェックを付けると、サービスが有効になります。 サービスが無効になっていると、Bluetooth デバイスのサービス一覧に表示されません。 サービス一覧 インターネットにアクセス カレンダーにアクセス インターネット接続 カレンダー転送 シリアルポートタイプ ActiveSync シリアルポート ActiveSync 接続 シリアルポートにアクセス シリアルポートを共有 シリアルポート接続(クライアント) シリアルポート接続(サーバ) ネットワークタイプ ActiveSync PAN 経由による ActiveSync 接続 ファイルにアクセス Bluetooth FTP ファイル転送(クライアント) ファイルを共有 Bluettooth FTP ファイル転送(サーバ) メモにアクセス メモ転送 電子メールにアクセス 電子メール転送 名刺にアクセス 名刺転送(クライアント) 名刺を共有 名刺転送(サーバ) Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD.
32 3.11.3 共有フォルダ Bluetooth FTP の共有フォルダの設定 <追加> [Name タブ] <共有名> <フォルダ> 共有フォルダの追加 共有名を指定(ASCII 文字で最大 120 文字) 共有フォルダのパスを指定 [Permissions タブ] パスワード入力 パスワードの確認入力 <フルアクセス> <パスワード> <読み取り専用アクセス> <パスワード> <パスワードに基づくアクセス> ファイルとフォルダに対して「読み取り」「書き込み」「削除」が可能 接続にパスワードを指定可能(最大40文字) ファイルとフォルダに対して「読み取り」のみ可能 接続にパスワードを指定可能(最大40文字) 共有フォルダにアクセスする時にパスワードを要求し、入力した パスワードによってアクセス権が決まる。 (「Full Access」と「Read Only Access」の両方にパスワードを設定して いる時に使用可能) Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
33 3.11.4 設定 Bluetooth 接続ツールの設定を変更します。 [設定]で表示されるタブは次の通りです。 (1) [デバイス] <アドレス> <名前> <タイプ> <パスキー> Bluetooth アドレスを表示 Bluetooth デバイス名を設定(ASCII 文字で最大 100 文字) Bluetooth デバイスのタイプを設定 他の Buletooth デバイスが、このデバイスに接続する 時に必要な PassKey を設定(最大16文字) <パスキーの確認> PassKey 確認入力 <接続に必要> 他の Bluetooth デバイスが、このデバイスに 接続する時にこの PassKey を使用する <サービスの使用に必要> 他の Bluetooth デバイスがこのデバイスの サービスを検索する時にこの PassKey を使用する <ボンディングにのみ必要> 他の Bluetooth デバイスがこのデバイスに ボンディングする時のみこの PassKey を使用する Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD.
34 (2) [検出] <起動時にデバイスを自動的に発見> ツール起動時にデバイス探索を自動的に行う <デバイスの検索対象> デバイス探索する時間を設定(秒単位) <圏外の場合は、[ボンディング済み]および[常に表示]に該当するデバイスが灰色で表示されます> ‘信頼済み’と‘常に表示する’に設定した Bluetooth デバイスは「デバイ ス探索」で見つからない場合は灰色表示 <他のデバイスはこのデバイスを参照できますか> 他の Bluetooth デバイスから発見出来るかの設定 <はい> 発見できるように設定 <いいえ> 発見できないように設定 <60 秒間> スタートボタンをタップしてから、60 秒だけ発見できる Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
35 (3) [オブジェクト] <受信ボックスの場所> <オブジェクト> <場所> OBEXのファイル受信フォルダを指定する 「電子メール」「メモ」の中から「Object」の種 類を選択 選択した「オブジェクト」で送信するファイルを指定 (4) [その他] <[暗号化]をオンにします> 暗号化を有効にする 「Bluetooth PAN adapter」を有効に する ※「Bluetooth PAN adapter」を有効にしたあとは、リセットの確認メッセージが表 示され、「OK」をタップすると自動的にOSをリセットします。 Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
36 (5) [Bluetooth V1.2] Fast Connection を有効にする AFH 機能を設定する <無効> AFH 機能を無効に設定する <自動> AFH 機能を自動設定で有効にする <以下の無線 LAN チャネルを避ける> AFH 機能を有効にし、指定した無線 LAN チャネルを避ける 無線 LAN チャネルを避ける設定にした場合、802.
37 3.11.5 名刺 名刺の設定をします。 共有する名刺にチェックを入れます OK ボタンをタップ Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
38 3.11 ショートカット リモートサービスをショートカットに登録する事で、次回から簡単に接続する事が出来ます。 また、ショートカットに登録済みのリモートサービスを「Auto Connection」に設定する事で、ツール起動時に自動 的に接続するようになります。 3.12.1 ショートカットに登録 サービスをタップして選択 「ショートカットメニュー」をタップ プルダウンメニューから 「ショートカットに追加」をタップ ※サービスを最大3つまで登録出来ます。 (同じ種類のサービスを複数登録可能) 3.12.2 ショートカットに登録済みのサービスへ接続 「ショートカットメニュー」をタップ 登録済みのリモートサービスをタップ Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
39 3.12.3 自動接続に設定 「ショートカットメニュー」をタップ 「自動的に接続する」→ 「登録済みサービス名」をタップ 「自動接続」に登録した Bluetooth 機器名は、 青色表示になります ※ショートカットに登録していないリモートサービスは、「自動接続」に設定で きません。 また、「自動接続」に設定できるリモートサービスは1つだけです。 Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
40 3.12.4 自動接続の設定解除 「ショートカットメニュー」をタップ 「自動的に接続する」→ 「登録済みサービス名」をタップ 「自動接続」を解除した Bluetooth 機器名は、 黒色表示になります 3.12.5 ショートカットの削除 「ショートカットメニュー」をタップ 「ショートカットの削除」→ 「登録済みデバイス名」をタップ Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
41 3.12 デフォルトデバイス デフォルトデバイスを登録すると、Bluetooth 接続ツールを起動していない状態から、指定した Bluetooth 機器に接 続することが可能です。 サービス一覧に表示されているサービスのうち、「シリアル」、「ダイヤルアップ」の通信プロファイルを、デフォ ルトデバイスとして登録することができます。 3.13.1 デフォルトデバイスに登録 「シリアル」、「ダイヤルアップ」のいずれかのサービスを 長押ししてメニューを表示 「デフォルトデバイスに設定」をタップ 3.13.2 デフォルトデバイスに接続 デフォルトデバイスに登録した Bluetooth 機器との接続は、OS での接続方法を参照して下さい。 (ダイヤルアップであれば「Network and DialUp Connections」などを参照) 3.13.3 通常使うデバイスの削除 「ショートカットメニュー」をタップ 「デフォルトデバイスを解除」→ 「登録済みサービス名」をタップ Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
42 3.13 セットアップウィザード Bluetooth 接続ツールの初期設定を行います。 [ようこそ] このデバイスのデバイス名を入力 このデバイスに設定する PassKey を入力 PassKey の確認入力 「次へ」をタップ [ハードウェアテスト] Bluetooth モジュールのテストを しない場合はチェックする 「テスト」をタップ テスト後に次へ進む 「次へ」をタップ テストせずに次へ進む ハードウェアテストに失敗した場合はエラーが表示されます。 Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
43 [サービス] 使用するサービスを選択 「次へ」をタップ ※サービスの種類については(11)-2[My Service]を参照して下さい。 [共有フォルダ] 「追加」をタップして 共有フォルダを追加 「次へ」をタップ ※詳しい設定方法は(11-4) 「共有フォルダ」を 参照して下さい。 [名刺] 共有する名刺をチェックして選択 「次へ」をタップ Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
44 [ウィザードの終了] 「終了」をタップして、 セットアップウィザードを終了します Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
45 DT-10 Bluetooth 機能解説書 Ver1.00 発行元:カシオ計算機株式会社 〒162-8543 東京都渋谷区本町 1-6-2 システムソリューション営業統轄部 TEL:03-5334-4638 Copyright© 2005 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.