User manual - File 3

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複利計算の例
このセクションでは、さまざまな応用分野での複利計算の使い方を示します。
■定期預金(標準的な複利)
入力条件 将来の値は、現在の値よりも大きい。
入力条件の数式表現 PMT = 0
PV < FV
例
10,000ドルを預金するとして、半年複利で3年後に12,000ドルに増やす
には、どれだけの金利が必要か。
複利変数入力画面から、次の順序でキーを押します。
dw(n = 3を入力)
c
-baaaaw(PV = −10,000)
aw
bcaaaw(FV = 12,000)
bw
cw(半年複利)
2(I%)
さらに、6を押すと、キャッシュフローグラフを描くことができます。
6(GRPH)
左端にPV、右端にFVを表示します。上方向は(+)、下方向は(−)を意味します。
■積立預金
積立預金など
入力条件 将来の値は、支払合計より大きい。
入力条件の数式表現 PV = 0のとき、PMTとFVの符号(正か負か)は異なる。
FV > 0のとき、−FV < n × PMT
FV < 0のとき、−FV > n × PMT
例
積立預金をするとして、半年複利で月々100ドルを預金して、2年後に
2,500ドルに増やすには、どれだけの金利が必要か。
複利変数入力画面から、次の順序でキーを押します。
c*bcw(n = 2×12を入力)
c
aw(PV = 0)
-baaw(PMT = −100)
cfaaw(FV = 2,500)
bcw(月々払い)
cw(半年複利)
2(I%)
19-3 複利計算
GY-355/357/359Ch19.Jk0928n 04.11.18, 14:07280