User manual - File 2
u 204 u
17-3. リストの処理
本機はリストに入れたデータに対して四則演算や関数計算などができますが、それ
とは別に、便利なリスト処理機能を備えています。
これらの機能はRUN/STAT/MAT/LIST/TABLE/EQUA/PRGMメニューで利用で
きます。
リスト処理の操作方法
RUNメニューからの操作方法で説明します。
K1(LIST)と押すと、次のようなリスト処理の操作メニューが表示されます。
u List│L→M│Dim│Fill│Seq│Min│Max│Mean│Med│Sum│Prod│
Cuml│%│
AA
AA
A
末尾に)を入力するときは、)の入力を省略できます。
数値の個数を求める [OPTN]-[LIST]-[Dim]
リストに数値がいくつ入っているかを求めます。これをディメンジョンと呼ぶことが
あります。
構文 Dim List 番号
例
List1のデータ個数を求める。
List1に36、16、58、46、56が入っているとき
AK1(LIST)3(Dim)1(List)bw
データの個数を指定して、リストおよび行列を作成する
[OPTN]-[LIST]-[Dim]
代入文を使ってデータの個数を指定してリストを作成します。
構文 nRDim List 番号 (nは1∼255)
例
List1に5個のデータ(0)を入れる。
AfaK1(LIST)
3(Dim)1(List)bw
つづけてリストメニューを選ぶと、
作成したリストが表示されます。
代入文を使ってデータの行数と列数を指定して行列を作成します。
構文 { m , n }RDim Mat [行列名] (m , nは1∼255および行列名はA∼Z)
例
Mat Aに2行3列の行列(成分=0)を作る。
A!{c,d!}a
K1(LIST)3(Dim)J
2(MAT)1(Mat)aAw
GY-355/357/359Ch17.Jp 04.11.18, 14:02204