User manual - File 2
u 194 u
漸化式の収束/発散グラフ(WEBグラフ)を描く
a
n+1
、a
n
で構成される線形2項間漸化式 a
n+1
=f (a
n
)を、a
n+1
=y、a
n
=xと見なしてy=
f (x)のグラフを描き、グラフ上から収束するか発散するかを調べることができます。
例1
漸化式 a
n+1
=−3a
n
2
+3a
n
が収束するか発散するかどうかを調べる。
ただし、数表レンジは以下のように設定されているものとする。
Start=0 End=6
a
0
=0.01 a
n
Str=0.01 b
0
=0.11 b
n
Str=0.11
また、ビューウインドウは以下のように設定されているものとする。
Xmin = 0 Ymin = 0
Xmax = 1 Ymax = 1
Xscale = 1 Yscale = 1
ここでは、次のように2つの漸化式がすでに入力されているものと見なして説明します。
(1)6(TABL)4(WEB)と操作して、グラフを
描きます。
(2)wを押します。ポインター始点「a
n
Str=0.01」
の位置にポインター(点)が点滅します。
※ポインター始点のYの値は0から始まります。
(3)wを押していくと、グラフの上にクモの巣状に
ラインが描かれます。
このグラフより、漸化式a
n+1
=−3a
n
2
+3a
n
は収束することがわかります。
w
⋮
↓
w
⋮
↓
16-3
数表の編集とグラフ描画
GY-355/357/359Ch16.Jp-k1026n 04.11.18, 14:02194