User manual - File 2
u 189 u
16-2. 漸化式の入力と数表作成
例1
a
n+1
=2a
n
+1を入力し、変数nの値を1から6まで変化させて数表を作成
する。ただし、a
1
=1とする。
(1)漸化式タイプが線形2項間漸化式に設定されている状態から、式を入力します。
c4(n,a
n
…)2(a
n
)+b
(2)wを押した後、5(RANG)を押します。数表レンジ設定表示になり、次のような
メニューが現れます。
u a
0
│a
1
...... {a
0
(b
0
) │ a
1
(b
1
)}の値を設定。
数表レンジとは、漸化式を計算するときの変数nの条件と数列の初項のことです。
なお、線形2 項間漸化式の収束/ 発散グラフ(WEBグラフ)を描くときは、ポインター
(点)の始点を設定してください。
u Start ..................... 変数nの初期値。
u End ...................... 変数nの最終値。
u a
0
、b
0
....................第0項a
0
/b
0
の値(a
1
,b
1
…第1項目a
1
/b
1
の値)。
u anStr,bnStr ........ 漸化式の収束/発散グラフ(WEBグラフ)を描くときのポインター始
点の値。
※変数nは1ずつ増加します。
(3)数表レンジを設定します。
2(a
1
)
bwgwbw
(4)漸化式の数表を表示します。このとき、最下行は数表メニュー表示になります。
J6(TABL)
※成分指定セルに表示されている各成分の概数は、正の整数のときは6 桁、負の整
数のときは5桁までです。また、指数表示は有効数字最大3桁です。
※“■”はカーソル移動キーにより移動しますので、各成分のより正確なデータや表
示されていないデータを確認することができます。
※ Σ表示(Σ Display)モードを「On」に設定する
と、数表表示時に各項の和(Σa
n
またはΣb
n
)を
表示することができます。
P.194
成分指定セルの数値
成分指定セル(6桁まで表示)
P.14
GY-355/357/359Ch16.Jp-k1026n 04.11.18, 14:01189