User manual - File 2
u 170 u
14-3. 円錐曲線のグラフ関数式を解析する
円錐曲線のグラフより、以下のような解析結果を近似値として求めることができま
す。
(1)焦点/頂点の算出 (4)x軸/y軸切片の算出
(2)通径の長さの算出 (5)対称軸/準線の描画および解析
(3)中心/半径の算出 (6)漸近線の描画および解析
円錐曲線のグラフを描いた後、5(G-Solv)を押します。次のようなグラフ解析メニュー
が現われます。
●放物線グラフの解析
u FOCS ....... 焦点を求める。
u SYM│DIR
................... {対称軸 │ 準線}を引く。
u VTX│LEN
................... {頂点 │ 通径の長さ}を求める。
●円グラフの解析
u CNTR│RADS
................... {中心 │ 半径}を求める。
●楕円グラフの解析
u FOCS│X-IN│Y-IN
................... {焦点 │ x軸切片 │ y軸切片}を求める。
●双曲線グラフの解析
u FOCS│X-IN│Y-IN│VTX
................... {焦点 │ x軸切片 │ y軸切片 │ 頂点}を求める。
u ASYM ...... 漸近線を描く。
以下の例は、それぞれ円錐曲線のグラフを描いてから操作したものとして説明します。
焦点/頂点の算出 [G-Solv]-[FOCS]/[VTX]
例
放物線X=(Y−2)
2
+3のグラフの焦点と頂点を求める。
ただし、ビューウインドウは以下のように設定されているものとする。
Xmin = − 1 Ymin = − 5
Xmax = 10 Ymax = 5
Xscale = 1 Yscale = 1
5(G-Solv)1(FOCS)(焦点の算出)
GY-355/357/359Ch14.J-k0904n 04.11.18, 14:00170