User manual - File 2
u 267 u
分布計算の実行
18-8
■2項確率
2項分布に従う確率変数が、ある値 x をとる確率を求めます。
例えば、成功する確率が p の試行を n 回行なった場合、 x 回成功する確率を求めます。
f
(x) =
n
C
x
p
x
(1–p)
n – x
p:成 功 確 率、 0 ≦ p ≦ 1
(x=0,1,.......,n)
n:試 料(number of trials)
統計データリスト表示から、次の順序でキーを押します。
5(DIST)
5(BINM)
1(Bpd)
リスト形式でデータを指定する場合、各項目の意味は、以下のとおりです。
Data ........... データの種類
List ............. 標本データとして使うリスト
Numtrial ..... 試料(正の整数)
p ................. 成功確率 (0≦p≦1)
Execute ..... 計算の実行
パラメーター形式でデータを指定する場合、以下の項目がリスト形式と違います。
x ................. 0からnまでの整数
例
1列のデータが入力されている状態で2項確率を計算する。
データ={10, 11, 12, 13, 14 }、Numtrial=15、成功確率=0.6のとき、2項確
率を計算する。
1(List)c x = 10の確率
1(List1)c x = 11の確率
bfw x = 12の確率
a.gw x = 13の確率
1(CALC) x = 14の確率
■2項累積確率
2項分布に従う確率変数が、 x 以下の値をとる確率を求めます。
例えば、成功する確率が p の試行を n 回行なった場合、 x 回以下成功する確率を求め
ます。
5(DIST)
5(BINM)
2(Bcd)
GY-355/357/359ch18後-2k1026n 04.11.18, 14:05267