User manual - File 2
u 252 u
18-7
信頼区間
ただし、αは有意水準(危険率)です。100(1− α )%が信頼水準となります。
たとえば、信頼水準が95%のとき、0.95と入力しますが、1 – 0.95 = 0.05 = αと
なります。
統計データリスト表示から、次の順序でキーを押します。
4(INTR)
1(Z)
1(1-S)
リスト形式でデータを指定する場合、各項目の意味は、以下のとおりです。
Data ........... データの種類
C-Level ...... 信頼水準 (0≦C-Level<1)
σ
.................. 母標準偏差 (
σ
> 0)
List ............. 標本のデータとして使うリスト
Freq ........... 標本の度数
Execute ..... 計算の実行
パラメーター形式でデータを指定する場合、以下の項目がリスト形式と違います。
o .................. データ平均
n ................. データの個数(正の整数)
例
1列のデータが入力されている状態で1標本のZ信頼区間を計算する。
データ={11.2、10.9、12.5、11.3、11.7}、C-Level=0.95(95%信頼水準)、
σ σ
σ σ
σ
=3のとき、Z信頼区間を求める。
1(List)c
a.jfw
dw
1(List1)c1(1)c1(CALC)
Left ............. 区間の下限(左端)
Right .......... 区間の上限(右端)
o .................. 標本のデータ平均
x
σ
n
-
1 ........... 標本標準偏差
n ................. データの個数
■2標本のZ信頼区間
2つの母集団の母標準偏差がわかっている場合に、母平均の差の信頼区間を求めます。
信頼区間は、次のとおりです。信頼水準は 100(1− α )% です。
Left = (o
1
– o
2
) – Z
α
2
Right = (o
1
– o
2
) + Z
α
2
n
1
1
2
σ
+
n
2
2
2
σ
n
1
1
2
σ
+
n
2
2
2
σ
o1 :標本1のデータ平均
o2 :標本2のデータ平均
σ
1 :第 1 デ ー タ の母標準偏差
σ
2 :第 2 デ ー タ の母標準偏差
n1 :標 本 1 のデータの個数
n2 :標 本 2 のデータの個数
GY-355/357/359ch18後-2k1026n 04.11.18, 14:05252