User manual - File 2
u 247 u
検定
18-6
その他の検定
■カイ2乗(χ
2
)検定
いくつかの独立したグループを用意しておき、各グループに含まれる標本の比率に
関する仮説を検定します。カイ2乗検定は、二分変数(「はい」と「いいえ」のように、2
種類の値をとる変数)に適用します。
期待度数
F
ij
=
Σ
x
ij
i=1
k
×
Σ
x
ij
j=1
ΣΣ
i=1
k
j=1
χ
ij
χ
2
=
ΣΣ
F
ij
i=1
k
(xij – Fij)
2
j
=1
※データはあらかじめMATモードの行列に入力してください。
統計データリスト表示から、次の順序でキーを押します。
3(TEST)
3(CHI)
ここでは、データの入力してある行列を指定します。項目の意味は、以下のとおりです。
Observed ... 観測値の行列名(A∼Z)(どのセルも正の整数)
Execute ..... 計算またはグラフの実行
行列は少なくとも2 行2 列の大きさでなければなりません。1行または1 列の行列
を指定するとエラーになります。
例
行列のセルを指定して、χ
2
値を計算する。
行列 Aに次 のようなデータが登録されているとき、カイ2乗検定を行なう。
行列 A =
14
510
1(Mat A)c
1(CALC)
χ
2
................ χ
2
値
p .................. p値
df ................. 自由度
Expected ... 期待度数(常にMatAnsに結果を保存)
P.246
GY-355/357/359ch18後-2k1026n 04.11.18, 14:05247