User manual - File 2
u 226 u
sin回帰グラフ
たとえば潮の満ち引きのように、一定の範囲で周期的に繰り返されるものには、sin
回帰が良くあてはまります。
y=a·sin(bx+c)+d
6(g)5(Sin)
6(DRAW)
※ sin回帰グラフを描画すると、角度モードの設定が強制的に「Rad」(ラジアン)モー
ドに変更されます。描画を行なわず計算だけの場合は、変更は行なわれません。
たとえばガス料金は、暖房器具の使用頻度が多くなる冬場に高い値を示す傾向とな
り、逆に夏場には低い値を示す傾向があります。このことから、ガス使用量のような
周期性を持つデータは、まさにsin回帰を当てはめるのに適当と言えるでしょう。
例2
次に示すガス使用量データを用いてsin回帰を実行する。
<ガス使用量データ>
List1(月データ)
{1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25,26,27,28,
29,30,31,32,33,34,35,36,37,38,39,40,41,42,43,44,45,46,47,48}
List2(メータ単位のガス使用量)
{130,171,159,144,66,46,40,32,32,39,44,112,116,152,157,109,130,59,40,42,
33,32,40,71,138,203,162,154,136,39,32,35,32,31,35,80,134,184,219,87,38,
36,33,40,30,36,55,94}
上記データを入力して散布図を描きます。
1(GRPH)1(GPH1)
計算を実行してSin回帰分析結果数値を表示します。
6(g)5(Sin)
18-4
2変数統計グラフの描画と計算
P.217
6
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GY-355/357/359Ch18前k1026n 04.11.18, 14:06226