User manual - File 2
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18-4. 2変数統計グラフの描画と計算
すでに「散布図を描く」で散布図が表示されている状態から対数回帰を実行しましたが
ここでは同じ方法を使ってさまざまな回帰機能を調べてみましょう。
1次回帰グラフ
できるだけ多くの点の近くを通るように数値で処理して、直線の傾きとy軸切片(x=0
のときのy 座標の値) を数値で表わすのが1 次回帰です。また、その関係をグラフに表
したものが1次回帰(直線回帰)グラフです。
!Q1(GRPH)6(SET)c
1(Scat)
!Q1(GRPH)1(GPH1)
1(X)
6(DRAW)
a ................ 回帰式の回帰係数(傾き)
b ................ 回帰式の定数項(y軸切片)
r ................ 相関係数
r
2
............... 決定係数
Med-Medグラフ
外れ値がいくつか存在することが考えられる場合、最小二乗法の代わりにMed-Medグ
ラフを使うことができます。これは1 次回帰ですが、外れ値の影響を受けにくくなっ
ています。特に、季節調整を適用しにくい不規則な変動が存在する場合に、比較的
信頼性の高い1次回帰を行なうことができます。
2(Med)
6(DRAW)
a ................ Med-Medグラフの傾き
b ................ Med-Medグラフのy軸切片
6
6
P.217
(Graph Type)
(Scatter)
(GPH1)
(X)
P.217
GY-355/357/359Ch18前k1026n 04.11.18, 14:06223