User manual - File 1
u 81 u
A=
11
B=
23
21 21
6-4. 行列計算の仕方 [OPTN]-[MAT]
(1 )アイコンメニュー表示からRUNメニューを選択します。
(2)オプションメニュー表示から2 (MAT)を押して、行列計算メニュー表示を呼び
出します。
ここで使うコマンドは、次のとおりです。
u Mat .......... 行列を指定するコマンド「Mat」を入力。
u Det ........... 行列式を計算するコマンド「Det」を入力。
u Trn ........... 転置行列を計算するコマンド「Trn」を入力。
u Iden ......... 単位行列を入力するコマンド「Identity」を入力。
(3)各コマンドを入力して、計算します。
以下の例は、あらかじめ行列が入力されているものと見なして説明します。
行列の加減乗算
行列1 演算キー 行列2
Mat A + Mat A
⋮ - ⋮ w
Mat Z * Mat Z
MatAns MatAns
例1
例1
次の2つの行列 について、
A+Bを計算する。
1(Mat)aA+1(Mat)aB
w
例2
例2
例1の 行 列A、行列Bについて、A×Bを計算する。
1(Mat)aA*1(Mat)aB
w
※行列の加減算は、行列1と行列2が同じディメンジョンのときしかできません。
もし、2つの行列のディメンジョンが異なるときは、エラ−となります。
※行列の乗算は、行列1の列数と行列2の行数が同じときしかできません。
もし、この条件が満たされないときは、エラ−となります。
加減乗算時の書式において行列1/行列2の箇所にコマンド「Identity行数(または
列数)」を書き込むと、単位行列との加減乗算ができます。
P.30
GY-355/357/359Ch06.Jp97 04.11.18, 13:5581