User manual - File 1
u 80 u
6-3
書式による行列の入力/編集
■行列成分を統一・結合する
行列計算メニュー表示からコマンド「Fill」を入力して行列成分を同じ値に統一したり、
コマンド「Augment」を入力して2つの行列を結合することができます。
例1
例1
行列Aの成分をすべて3に統一する。
K2(MAT)6(g)3(Fill)d
,6(g)1(Mat)aA
w
例2
例2
次の2つの行列 を1つの行列に結合する。
K2(MAT)5(Aug)1(Mat)
aA,1(Mat)aB
w
※行列の結合は、2つの行列が同じ行数のときしかできません。
もし、行数が異なるときは、エラ−となります。
■列成分をリストファイルへ代入する
行列計算メニュー表示からコマンド「Mat→List」を入力して、指定した行列の列成分
をリストファイルへ代入することができます。
列成分を指定する書式は、次のとおりです。
Mat→List(Mat X,m)→List n X ............... 変数名(A∼Z、およびAns)
m .............. 列(縦の並び)
n ............... リスト番号
例
12
行列A= 3 4 の2列目の成分をリスト1へ代入する。
56
K2(MAT)2(M→L)1(Mat)aA,
c)aK1(LIST)1(List)bw
列成分の値
書式による行列の入力/ 編集結果を行列用アンサーメモリ−から他の変数の行列
に代入することができます。その場合は、
・ Fill(n,Mat
α
)→Mat
β
・ Augment(Mat
α
,Mat
β
)→Mat
γ
ただし、
α
、
β
、
γ
は変数A∼Z、n は任意の値
と入力してください(このとき、行列用アンサーメモリーの内容は更新されません)。
成分の値
A=
1
B=
3
24
GY-355/357/359Ch06.Jp97 04.11.18, 13:5580