User manual - File 1
u 54 u
微分計算の実例
例
関数y=x
3
+4x
2
+x−6の点x=3における微分係数を求める。
ただし、xの増減分をAx=1E−5とする。
AK4(CALC)2(d/dx)vMd+
evx+v-g,(関数 f (x)の入力)
d,(微分係数を求める点x=aの入力)
bE-f)(xの増減分Axの入力)
w
※関数 f (x)には、Xの式しか使うことができません。X以外(Xを除くA∼Zおよびr、
θ
)
の変数は定数と見なされ、その変数メモリーに記憶されている数値を使って計算
されます。
※ Ax、閉じカッコは省略することができます。なお、Axを省略すると、Axは微分係数
の値に応じた適切な値が自動的に設定されます。
※不連続な点、急激に変化する部分では精度がでなかったりエラーになったりする
ことがあります。
微分計算の応用
●微分同士の四則計算ができます。
── f (a)=f ’(a)、 ── g (a)=g ’(a) とすると、
f ’(a)+g ’(a)、 f ’(a)×g ’(a) など
●微分計算の結果に対して、四則計算や関数計算ができます。
2×f ’(a)、 log(f ’(a))など
● 微分計算の書式の各項(f (x)、a、
∆
x)に、関数式を用いることができます。
── (sinx+cosx, sin0.5) など
※微分計算の書式の各項の中に、ソルブ計算式、微分/2次微分計算式、積分計算式、最
小値/最大値計算式、Σ計算式を入力することはできません。
微分計算時の諸注意
u 微分計算中(カーソルが消えている状態)にAを押すと、微分計算は中止され
ます。
u 三角関数の微分計算は、通常Radモードで行なってください。
3-2
微分計算
dd
dx dx
d
dx
GY-355/357/359Ch03.J-k1026n 04.11.18, 13:5354