User manual - File 1
u 24 u
1-1
計算を始める前に
(4) 数値用スタックや命令用スタックを超えて計算しようとしたとき。
例
(を続けて25回押した後、2+3*4wの計算をしたとき。
(5) 書式上誤った入力をして、wを押したとき。
例
5**3wと操作したとき。
(6) メモリーの残り容量を超えて計算しようとしたとき。
(7) 引き数を必要とする命令で、適切でない引き数の値を入力したとき。
(8) 不適当な大きさ(ディメンジョン)の行列により計算を行なったとき。
以上のようなとき、次のようなエラーメッセージを表示します。
(1)∼(3)のときは “Ma ERROR” (6)のときは “Mem ERROR”
(4)のときは “Stk ERROR” (7)のときは “Arg ERROR”
(5)のときは “Syn ERROR” (8)のときは “Dim ERROR”
エラーメッセージが表示されると、計算ができなくなります。この状態を解除する
ときは、Aを押してくだ さい。
エラーメッセージには、この他に“Ne ERROR”と“Go ERROR”があります。これ
らのエラーは主にプログラムを使用中に表示されます。詳しくは「エラーメッ
セージ一覧表」をご覧ください。
dまたはeを押すと、エラーを生じた箇所にカーソルが表示されます。
詳しくは、「エラー位置表示機能」をご覧ください。
入力文字数(バイト数)
数字や+、-、*、/などは、1つのキー操作で1バイトと数えます。また、2バイト
と数える機能もあります。
1バイトの例)
1、2、3…、sin、cos、tan、log、ln、 、πなど
2バイトの例)
d/dx(、Mat、Xmin、If、For、Return、DrawGraph、SortA(、PxlOn、Sum、a
n+1
など
残りバ イト数 が5バイトになると、カーソルが“_”から“■”に変わります。もし、
計算をしていてカーソルが“■”になったときは、区切りのよいところで一度計
算を終わらせてください。
数値や計算命令を入力していきますと、数値や計算命令は表示窓の左から表示
されます。ただし、計算結果は右詰めで表示されます。
グラフィック表示とテキスト表示
本機には、以下の2種類の表示があります。
(1) グラフィック表示 ....... グラフを表示。
(2) テキスト表示 .............. 計算式や命令を表示。
この2種類の表示内容はそれぞれ独立して記憶され、簡単に切り替えることができます。
●グラフィック表示とテキスト表示の切り替え
!6(G
↔
T)を押すごとに、
グラフィック表示→ テキスト表示→グラフィック表示→‥‥と切り替わります。
●グラフィック表示とテキスト表示のクリアー
u グラフィック表示のクリア ー .... !4(Sketch)1(Cls)w
u テキスト表示のクリアー ........... A
P.375
P.42
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