User manual - File 1
u 113 u
その他のグラフ機能
8-6
■グラフをスクロ−ルする
トレー スしているグラフがx軸・y軸方向に表示を超えて伸びているときは、e また
はdを押し続けると、ポインタ−が右端または左端まで移動した後、8ド ット分左右
にグラフが移動します。
※トレース中にスクロールできるグラフは、直交座標式のグラフおよび不等式のグ
ラフのみです。極座標式のグラフ、パラメータ−関数式のグラフ、および X=定数
のグラフはスクロールできません。
GRAPHメニュー選択時に画面分割表示(Dual Screen)モードを「Graph」または
「G to T」に設定してトレ ース機能を実行すると、グラフのスクロールはできません。
u トレ ース 機能は、グラフを描いた直後のみ実行できます。諸設定を変更したとき
は、実行できません。
u 最下行に表示されるx座標・y座標の値は、仮数部12桁または7桁+指数部2桁と
なります。ただし、微分係数の値は、仮数部6桁となります。
u トレ ース機能は、プログラムに書き込んで使うことはできません。
u プログラムが「^ 」により演算停止中(“−Disp−”表示中)は、トレース機能を使
うことができます。
スクロ−ル(Scroll)機能
スクロ−ル機能とは、描いたグラフを座標軸ごと上下左右に移動させる機能です。
グラフを描いた直後にカ−ソル移動キ−を押すと、12ドット分表示画面をずらしてグ
ラフを描き直します。
範囲指定グラフ機能
グラフ関数式を登録するとき以下のように入力すると、始点、終点を指定すること
ができます。
〔関数式〕,![〔始点〕,〔終点〕!]w
例
y=x
2
+3x−5のグラフを、−2≦x≦4の範囲で描く。
ただし、ビューウインドウは以下のように設定されているものとする。
Xmin = − 3 Ymin = − 10
Xmax = 5 Ymax = 30
Xscale = 1 Yscale = 5
3(TYPE)1(Y=)(グラフタイプの設定)
vx+dv-f,
![-c,e!]w(式の登録)
6(DRAW)またはw(グラフの描画)
※ 範囲指定グラフ機能は、直交座標式のグラフ以外に極座標式のグラフ、パラメー
ター関数式グラフ、および不等式グラフについても使うことができます。
P.14
GY-355/357/359Ch08.J-k0927n 04.11.18, 13:57113