User manual - File 1
u 111 u
8-6. その他のグラフ機能
本機はグラフを利用してx 座標・y 座標の値を読み取ったり、グラフを拡大・縮 小 し た
りすることができます。
※この機能は、直交座標式のグラフ、極座標式のグラフ、パラメ−タ−関 数式グラ
フ、X=定数のグラフ、および不等式グラフについてのみ使うことができます。
コネクトタイプとプロットタイプのグラフ(Draw Type)
セットアップ表示からドロータイプ(Draw Type)モードを設定することにより、以下の
2種類のグラフを描くことができます。
u コネクトタイプ(Connect)
計算値に相当する点と点を疑似的な線で結び、グラフを曲線として描くタイプ。
u プロットタイプ(Plot)
計算値に相当する点のみを表示し、グラフを描くタイプ。
トレ−ス(Trace)機能
トレ−ス機能とは、グラフ上に点滅されたポインタ−(点)をカーソル移動キー
で移動させて、座標軸上の点の位置を読み取る機能です。
ポインタ−の座標値は、以下のように表示されます。
●直交座標式のグラフ ●極座標式のグラフ
●パラメーター関数式のグラフ ●X=定数のグラフ
●不等式のグラフ
■ポインタ−の座標値を表示する
例
次の2つの式のグラフの交点を求める。
Y1=x
2
−3 Y2=−x+2
ただし、ビューウインドウは以下のように設定されているものとする。
Xmin = − 5 Ymin = − 10
Xmax = 5 Ymax = 10
Xscale = 1 Yscale = 2
(1)グラフを描いた後、1(Trace)を押します。
グラフの中央にポインタ−が点滅します。
※ポインターはグラフ上に現われない場合が
あります。
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GY-355/357/359Ch08.J-k0927n 04.11.18, 13:57111