User manual - AP-460MIDIインプリメンテーション
第 I 部
MIDI メッセージ概要
1 MIDI 機器としての本機の構成
本機を MIDI 機器として考えた場合、以下に示すようにシステム・セクション、サウンド・ジェネレータ・
セクション、パフォーマンス・コントローラ・セクションから構成されています。
各々のセクションはその機能に応じて所定の MIDI メッセージを送受信します。
• システム・セクション
– 機器設定
– 機器状態
• サウンド・ジェネレータ・セクション
– 共通部
∗ サウンド・ジェネレータ共通部
∗ システム・エフェクト
∗ ブリリアンス調整機能
∗ ミキサーのマスター
– パート
∗ サウンド・ジェネレータ 楽器パート
∗ DSP(インサーション・エフェクト)
∗ ミキサーのチャンネル
• パフォーマンス・コントローラ・セクション
– 鍵盤
– ペダルなどのリアルタイム・コントローラ
– 自動演奏機能
1.1 システム・セクション
システム・セクションはサウンド・ジェネレータ (音源) やパフォーマンス・コントローラ・セクション (演
奏) と直接関係のない機能を持つ部分です。機器の設定パラメータを操作するだけでなく、情報のやり取りに
も使用されます。
1.2 サウンド・ジェネレータ・セクション
サウンド・ジェネレータセクションはチャンネルに依存しない共通部と、チャンネル毎に独立したパートか
ら構成され、主に演奏情報を受信して動作します。
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