User manual - AP-450BK/AP-450BN

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いろいろな音色を聴いてみましょう
2.
音量を調節します。
VOLUMEつまみを使って調節します。
3.
鍵盤を弾いてみましょう。
18種類の音色のうち、最初の5つはグランドピアノ音色
です。それぞれ異なる長所を持ったおすすめの音色です
ので、演奏する曲やお好みに合わせてお選びください。
コンサート、モダンの2音色は、ボタンを使って選べま
す。
コンピュータグラフィックスの「モーフィング技術」
を応用して、フルコンサートグランドピアノからサン
プリングした複数の強弱音をつなぎ目なく連続的に変
化させます。
低音部専用の音色(ベース1/2)について
7ページの手順1で、右端の2つのベース音色(BASS
LOWER 1/2)を選んだ場合には、低音部(左側)の鍵盤だ
けが選んだ音色になり、高音部(右側)の鍵盤には前の音色
がそのまま残ります。
このように鍵盤が分かれて、それぞれ別々の音色で弾け
る機能を「スプリット」と呼びます。
ベース1/2以外の音色を選ぶと、通常の1音色の状態に戻
ります。
録音機能のトラック2の録音では、ベース音色は選べま
せん。
本機のピアノ音色は、アコースティックピアノの響きを特徴
付ける要素を内蔵しています。それぞれ、4段階で調整でき
ます。
HAMMER RESPONSE(ハンマーレスポンス)
STRING RESONANCE(ストリングレゾナンス)
LID SIMULATOR(リドシミュレーター)
本機の天板を開閉しても、LID SIMULATORの設定値は
変化しません。
1.
FUNCTIONボタンを押しながら、設定したい
要素に対応しているボタンを押します
ボタンを押すたびに、1(ピッ)3 2(ピピッ)3
3(ピピピッ)3 4(ピピピピッ)3 1(ピッ)と
音が鳴り、設定値が切り替わります。
各ボタンのランプは、選んだ要素が標準値に設定さ
れているときに点灯します。
ピアノ音色には、他に次の要素があります。
キーオフシミュレーター
音色名 特徴
コンサート リニアモーフィング
によるダイナミッ
クで自然な音色変化をするフルコンサー
トグランドピアノ音色です。
ダンパーや共鳴などピアノの様々なニュ
アンスを追求した音色で、どんなジャン
ルのピアノ演奏にも適しています
モダン 明るめのグランドピアノ音色です
鍵盤タッチによる音量や音質の変化がつ
きやすく、残響効果(リバーブ)もやや
深めにかかります。
ダイナミックで華やかな演奏効果をあげ
るのに適しています。
クラシック アコースティックピアノに近い、自然な
響きと演奏性を持つピアノ音色です。リ
バーブなどの派手な効果は控えめですが、
共鳴効果などが分かりやすく、繊細な表
現が可能です。練習にも適しています
メロー 暖かみがあり落ち着いたピアノ音色です。
ブライト 明るくてクリアなピアノ音色です
分け目
低音部 高音部
ベース2 パイプオルガン
(前に選んでいた音色)
アコースティックピアノの音の
特徴を調整する
鍵盤を押してから音が鳴るまでの時間のズレを調整しま
す。
設定値
1:速め 2:グランドピアノのイメージ 
3:やや遅め 4:遅め
アコースティックピアノ特有の響き方(弦の共鳴)を調
整します。
演奏する曲やイメージにあった響きを選ぶことができま
す。
設定値
1:抑えめ 2:やや抑えめ 3:響く 4:よく響く
グランドピアノの天板の開き具合による音の鳴り方の違
いを調整します。
設定値
1:天板を閉じている状態
2:天板を少し開けている状態
3:天板が全開の状態
4:天板を取り外している状態
鍵盤から指を離したときの音の減衰
B
AP450_J.book 8 ページ 2012年7月17日 火曜日 午前11時44分