User manual - AP-26
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デジタルエフェクトを設定/解除するには
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デジタルエフェクトを設定/解除します。
●
CONTROLボタンを押したままの状態で、設定したいデジ
タルエフェクトに対応している鍵盤(解除のときはオフの鍵
盤)を押します。
*このとき、どの鍵盤を押しても音は鳴りません。
【電源を入れたときの設定について】
電源を入れたとき、各音色のそれぞれに適したデジタルエ
フェクトが、あらかじめ設定されています。各音色ごとに設
定されているデジタルエフェクトは、下記の通りです。
基本的な操作をしてみましょう
* これらのデジタルエフェクトの設定は、自由に変えるこ
とができます。
MEMO
●
音色を選ぶと、その音色に対して設定されているデジ
タルエフェクトが自動的に選ばれます。
●
電源を切ると、各音色にあらかじめ設定されているデ
ジタルエフェクトに戻ります(上記「電源を入れたとき
の設定について」を参照)。
●
デモ曲の演奏中は、デモ曲に合ったデジタルエフェク
トが自動的に選択されます。
音色について
同時発音数について
本機は、同時に最大 32 音まで発音します。
ただし、一部の音色では2 種類の音色を組み合わせているた
め最大 16 音になるものもあります(GRAND PIANO 1、
ELEC PIANO 2、RIDE ACO BASS)。
音色名
デジタルエフェクト
REVERB CHORUS
GRAND PIANO 1 HALL 1 OFF
GRAND PIANO 2 HALL 1 OFF
ELEC PIANO 1 HALL 1 CHORUS 1
ELEC PIANO 2 HALL 1 CHORUS 1
HARPSICHORD ROOM 2 OFF
VIBRAPHONE HALL 1 CHORUS 1
PIPE ORGAN HALL 1 OFF
STRINGS HALL 1 OFF
ACOUSTIC BASS OFF OFF
RIDE ACO BASS OFF OFF
ソフトペダル
ソステヌートペダル
ダンパーペダル
420B-J-014A
タッチレスポンスについて
鍵盤を弾くとアコースティックピアノと同じように、鍵盤を
押す強さによって、音色や音量が微妙に変化します(この機
能のことを「タッチレスポンス」と言います)。
なお、もとの楽器の音色の性質上、ハープシコード音色では、
鍵盤を弾く強さによる音色や音量の変化はごくわずかです。
デジタル・サンプリングの音色について
本機で鳴らすことのできる楽器音は、より本物に近い音色を
再現するために、実際の楽器音をデジタル録音した音源を用
いています。しかし、実際の楽器には、本機の鍵盤の全音域
(A
0∼C8)の音を鳴らすことができないものがあるため、元
の楽器をデジタル録音しただけではすべての鍵盤をカバー
できない場合があります。こうした楽器の音では、元の楽器
の音域外の音については、合成した音を使っています。この
ため、音色によっては、本物の楽器音をデジタル録音した部
分と合成音部分とで音質やエフェクトのかかり具合が若干
違って感じられるものがありますが、故障ではありません。
ペダルの効果をかけるには
ダンパー、ソフト、ソステヌートの3つのペダルがあります。
【各ペダルの働き】
ダンパーペダル
............... 演奏中にこのペダルを踏むと、鍵盤で弾いた音
が響き、音に余韻が残ります。
ソフトペダル
............... 演奏中にこのペダルを踏むと、鍵盤で弾いた音
の音色が柔らかくなり音量が若干小さくなりま
す。ペダルを踏みこんだ後に弾いた音のみにか
かる効果であり、鍵盤を押してからペダルを踏
んでも音は変化しません。
ソステヌートペダル
............... 演奏中にこのペダルを踏むと、ダンパーペダル
と同様に鍵盤で弾いた音が響き、音に余韻が残
ります。ダンパーペダルとの違いは、効果をかけ
るタイミングにあり、鍵盤を押してから、その鍵
盤を離す前にペダルを踏んだ場合にのみ、その
音に対して効果がかかります。