MA1009-A P 5163 取扱説明書 5163(W3)P*JA
このたびは、弊社製品をお買い上げいただきまして、誠に ありがとうございます。末長くご愛用いただくために、こ の説明書をよくお読みいただき、正しくお取り扱いくださ いますようお願い申し上げます。 本機を安全に正しくお使いいただくための注意事項「安全 上のご注意」を本書に記載しています。本機をご使用にな る前に、必ずお読みください。 なお、この説明書は大切に保管し、必要に応じてご覧くだ さい。 ※ 本書に記載の製品イラストの中には、視認性を考慮し て、実際のものとは異なる描写を行っているものがあ ります。ご了承ください。 ■ 本機の特長 ● ソーラーパワー ● 電波時計 ● ストップウオッチ ● タイマー ● ワールドタイム ● アラーム・時報 ● 針位置自動補正機能 ご使用前に十分に光を当ててください 本機は、光で発電した電気を充電しながら使うように なっております。 安定してお使いいただくために、本書に従って、光が 当たるようにしてお使いください(充電時間について は、27 ページの「充電の目安」をご覧ください) 。 1
安全上のご注意 絵表示について 本書および製品への表示では、製品を安 全に正しくお使いいただき、あなたや他 の人々への危害や財産への損害を未然に 防止するため、色々な絵表示をしていま す。その表示と意味は次のようになって います。 絵表示の例 記号は「気をつけるべきこと」 (注意)を意味しています。 (左の例は感電注意) 記号は「してはいけないこと」 (禁止)を意味しています。 (左の例は分解禁止) 記号は「しなければならないこ と」(強制)を意味しています。 (左の例は電源プラグをコンセン トから抜く) 2
危険 この表示を無視して誤っ た取り扱いをすると、人 が死亡または重傷を負う 危険が差し迫って生じる ことが想定される内容を 示しています。 警告 この表示を無視して誤っ た取り扱いをすると、人 が死亡または重傷を負う 危険が想定される内容を 示しています。 注意 この表示を無視して誤っ た取り扱いをすると、人 が傷害を負う危険が想定 される内容および物的損 害のみの発生が想定され る内容を示しています。 3
警告 本機をスキューバダイビン グ(アクアラング)に使用 しないでください。 ※本機はダイバーズウオッ チではありません。誤って 使用すると、事故の原因と なります。 電池の取り扱いについて 本機で使用しているボタン電池を取り 外した場合は、誤ってボタン電池を飲 むことがないようにしてください。特 に小さなお子様にご注意ください。 電池は小さなお子様の手の届かない所 へ置いてください。万一、お子様が飲 み込んだ場合は、ただちに医師と相談 してください。 4
注意 お手入れについて ケース・バンドは汚れからサビが発生 し、衣服の袖口を汚すことがあります。 ケース・バンドは常に清潔にしてご使 用ください。特に、海水に浸した後放 置しておくとサビ易くなります。 5
注意 かぶれについて 時計の本体およびバンドは、直接肌に 接触していますので、使用状態によっ てはかぶれを起こす恐れがあります。 1 金属・皮革に対するアレルギー 2 時計の本体およびバンドの汚れ・ サビ・汗等 3 体調不良等 バンドをきつくしめると、汗をかき やすくなり、空気の通りが悪くなり ますのでかぶれ易くなります。バン ドは余裕をもたせてご使用ください。 「抗菌防臭バンド」は汗などによる細 菌の繁殖を抑え、においの発生を防 ぐもので、皮膚のかぶれを防ぐもの ではありません。 万一、異常が生じた場合は、ご使用 を中止し、医師にご相談ください。 6
注意 分解しないでください 本機を分解しないでください。 ケガをしたり、本機が故障する 原因となることがあります。 7
注意 ご使用にあたって 時計表示の確認は、思わぬ転倒やケガ の予防のため、十分に安全が確認され た場所で行ってください。特に、道路 でのマラソンやジョギング、自転車や バイク・自動車等の運転中は事故の原 因になることがありますので、十分に ご注意ください。また、第三者への接 触による事故防止にも十分にご注意く ださい。 時計着脱の際に、中留で爪を傷つける 恐れがありますのでご注意ください。 特に、長く伸ばした爪では、中留の操 作はおやめください。 思わぬケガやアレルギーによるかぶれ を防ぐため、就寝時は時計をはずすな ど十分にご注意ください。 8
注意 ご使用にあたって 幼児を抱いたり、接したりする場合は、 幼児のケガやアレルギーによるかぶれ を防ぐため、時計をはずすなど十分に ご注意ください。 オートライト作動時のご使用について オートライト作動状態のとき、本機を腕 につけて自動車などを運転すると、不用 意にライトが点灯し、運転の妨げになり 危険ですのでおやめください。 交通事 故の原因となることがあります。 9
目次 安全上のご注意 2 十分に光を当ててご使用ください 14 操作のしくみと表示の見方 18 液晶表示について 21 電源について 22 パワーセービング機能について 28 ライト点灯について 30 ボタンを押して点灯させる ....................................30 時計を傾けて点灯させる........................................31 電波時計について 34 電波時計とは ...........................................................34 標準電波...................................................................35 電波の受信範囲の目安 ...........................................37 受信時間について ...................................................
受信方法について ...................................................41 自動受信...................................................................42 手動受信...................................................................45 受信結果の確認 .......................................................48 受信に関するご注意 ...............................................49 こんなときには .......................................................50 ワールドタイムの使い方 52 ワールドタイム針の見かた ....................................53 都市のサーチ ................................
アラーム・時報の使い方 66 アラームについて ...................................................66 アラーム時刻のセット ...........................................67 アラーム・時報の ON / OFF 設定 .....................70 鳴っている電子音を止めるには ............................71 ホームタイムデータ (時刻・カレンダー)の合わせ方 72 セットのしかた .......................................................73 デュアルタイムの合わせ方 80 セットのしかた .......................................................80 針位置自動補正機能について 82 針位置自動補正をすぐに開始する ...............................
製品仕様...................................................................89 ご使用上の注意 .......................................................94 お手入れについて ................................................100 本製品で使用している電池について .................102 金属バンドの駒詰めについて .............................
十分に光を当ててご使用ください 本機は、光で発電した電気を充電しながら使うようになっ ております。 安定してお使いいただくためには、本機のソーラーセルに 光が当たるようにしてお使いください。 ● 光が当たっているときと当たらないとき 〈光が当たっているとき〉 光 ソーラーセル (光で充電) 電気エネルギー 二次電池 充 電 供給 〈光が当たっていないとき〉 放 電 二次電池 供給 時計は光が当たらないときでも常に動いていますので、この ままでは二次電池の容量が減って機能が使えなくなります。 14
● ライト(表示用照明)をたくさん使うと ライトを多用すると二次電池の容量は早く減ります。 放 電 二次電池 供給 オートライト機能を使うと、頻繁にライトが点灯す る状態になりますのでご注意ください。 15
● 時計に光が当たるようにしましょう 電池容量を示すバッテリーインジケーターがレベル 3 になると機能に制限がかかりますので、レベル 1、レ ベル 2 を保つように光を当ててください。 光 <バッテリーインジケーター> レベル1 レベル2 レベル3 二次電池 レベル4 すべての機能が 使えます 機能に制限が かかります 腕から外したときは表示面(ソーラーセル)を明るい 方に向けて置くなどして、充電を心掛けてください。 ソーラーセル 光 蛍光灯下や窓際などの光が 当たる所に置いてください。 16
腕に付けているときはなるべく袖が表示面(ソーラー セル)にかからないように使用してください。 一部でも袖に隠れていると、 充電効率が著しく低下します。 17
操作のしくみと表示の見方 時刻モード 曜日 分 ボタン ボタン 時 ワールドタイム針 (12時間制) モード針 ボタン ボタン 月−日 秒 ● 時刻モードでは、ホームタイムとデュアルタイム (ホームタイムと別の都市)を見ることができます。 D ボタンを押すたびに、デジタル表示部が右図の ように切り替わります。 ホームタイムを表示しているとき、モード針は“T1” を指します。約1秒経つと、 バッテリーインジケーター 表示に戻ります。 デュアルタイムを表示しているとき、 モード針は“T2” を指します。約1秒経つと、 バッテリーインジケーター 表示に戻ります。 18
● 時刻モードで A ボタンを押すと、電波を受信した 日時を表示します。 時刻表示 最終受信表示 何も操作をしないと 1∼2分で時刻表示に 戻ります。 受信月日 ホームタイムの日付 ホームタイムの時刻 ホームタイムの 月日 受信時刻 デュアルタイム ホームタイム の時刻 午後(PM) マーク デュアル タイムの 時刻 デュアル タイムの 月日 19
● C ボタンを押すと、ワールドタイムモード、ストップ ウオッチモード、タイマーモード、アラームモードに 切り替わります。 時刻モード C C アラームモード ワールドタイムモード アラーム時刻のセットや時報 の ON/OFF ができます。 世界 48 都市 29 タイムゾー ンの時刻を知ることができま す。 都市コード モード モード ワールドタイム P-66 C P-52 C タイマーモード ストップウオッチモード 1 分単位で 60 分間までセッ トでき、セットした時間を経 過すると 10 秒間の電子音が 鳴ります。 1/100 秒単位で 23 時間 59 分 59 秒 99 (24 時間計) まで計測できます。 C モード P-62 20 モード P-60
液晶表示について 製品によって、液晶表示のタイプが異なります。 なお、本書に記載しているイラストは、視認性を考慮して 「白地に黒」で描写しております。ご使用になる製品によっ ては、本書に記載しているイラストの黒い部分(「時刻」、 「機能が ON になっているときに点灯するインジケーター やマーク」など)が、「白または他の色で表示される」と 置き換えてご覧ください。 ※ 液晶表示のタイプは製品によって決まっているため、 ひとつの製品でタイプを切り替えることはできません。 <Aタイプ> <Bタイプ> 21
電源について 本機はソーラーセルで発電し、二次電池に充電しながら使 うようになっております。 光が当たりにくい場所での保管および使用、長袖で本機が 隠れたままの使用が長時間続きますと、二次電池が消耗し て表示しなくなることがあります。 安定してご使用いただくために、なるべく光が当たるよう にしてお使いください。 二次電池が消耗して時計機能が停止すると(レベル 5)、 メモリーされているデータや設定は消去されます。 ● リカバーインジケーター(RECOV)が点 滅している場合 ライトやアラームなどを短時間に連続して使用し、電池に 大きな負担がかかった場合、リカバーインジケーターが点 滅して、一時的に以下の操作ができなくなります。 ライトの点灯 アラーム・時報などの報音 タイマーのタイムアップ報音 針の動き この場合は、時間がたてば電池電 圧が復帰し、使用できるようにな ります。 22 リカバーインジケーター バッテリーインジケーター
● バッテリーインジケーターの見方 レベル 1 すべての機能が使用可能 レベル 2 すべての機能が使用可能 レベル 3 ライト点灯不可、 アラーム・時報などの 報音不可、電波受信不可 ※“LOW”表示が点滅 レベル 4 レベル 5 液晶表示不可、 ライト点灯不可、 アラーム・時報などの 報音不可、電波受信不可 時計機能停止 (時計発振不可) 23
※ 直射日光下などの強い光で充電した場合、バッテリー インジケーターが一時的に実際の電池容量より高いレ ベルを表示することがあります。レベルは充電後しば らくしてから確認してください。 ※ レベル 5 になっても再度充電を行うことで使用できま す。 ※ レベル 5 から充電したときは、レベル 2 になると表示 が点灯し、機能が使用できるようになります。 ※ レベル 5 になると、ホームタイム都市がリセットされ 「TYO」に戻ります。 「TYO」以外のホームタイム都市 を設定していた場合は、再度設定し直してください。 24
● 充電必要サイン レベル 3、レベル 4 の状態は、 電池残量が極端に少なくなっ ています。このときは、本機を光に当てて、十分に充電を 行ってください。 また、頻繁にリカバーインジケーターが点滅する場合も電 池残量が少なくなっていますので光を当てて充電してくだ さい。 ● 充電時のご注意 以下のような高温下での充電はお避けください。 炎天下に駐車中の車のダッシュボード 白熱ランプなどの発熱体に極端に近い所 直射日光が長く当たって、高温になる所 なお、極端な高温下では液晶パネルが黒くなることがあり ますが、温度が下がれば正常に戻ります。 充電の際、光源の条件によっては時計本体 が極端に高温になることがありますので、 やけどなどをしないようにご注意ください。 25
● 充電のしかた 本機のソーラーセル部を光源に向けます。 ※ ソーラーセルの一部が隠れていると充電効率が下がり ますので、ご注意ください。 ソーラーセル ※ イラストは樹脂バンドの場合です。 26
● 充電の目安 本機は一度フル充電すると、充電しなくても基本動作 * に 加え、下記の使用例で使用した場合に約 6 ヵ月間動き続 けます。 使用例 〈1 日動くのに必要な充電時間〉 ※左記の条件で使用した場合 ライト:1.
パワーセービング機能について パワーセービング機能とは、暗いところに放置すると自動 的に液晶表示を消してスリープ状態にし、節電する機能で す。本機は工場出荷時に「パワーセービング機能」を ON に設定してあります。 ※ 時計が袖などで隠れている場合でも、表示が消えるこ とがあります。 ● スリープ状態になるには 表示スリープ 午後 10 時∼午前 6 時の間、暗いところで本機を約 1 時 間放置します。 ※ タイマーモード、ストップウオッチモードのときは、 スリープ状態になりません。 ➟液晶表示が消え、モード針 がパワーセービングマーク (PS) を指します。また、ワー ルドタイム針が 12 時位置 で停止します。 アラーム・時報の報音、タ イマーのタイムアップ報音 パワーセービングマーク は鳴ります。 28
機能スリープ 表示スリープのまま暗いところで 6 ∼ 7 日間放置します。 ➟時分針が 12 時位置で停止します。 アラーム・時報の報音、タイマーのタイムアップ報 音は鳴りません。 自動受信も行いません。 ※ 時計機能は正常に作動しています。 ● スリープ状態を解除するには 本機を明るいところに置く 本機のいずれかのボタンを押す 本機をオートライト機能が動作する角度まで傾ける (32 ページ) ※ 本機を明るいところに出した場合は、表示が点灯する までに最大 2 秒かかる場合があります。 ● パワーセービング機能の ON / OFF パワーセービング機能を働かせなくするには 73 ページを ご覧になり、パワーセービング機能を OFF にしてくださ い。 机の中などに長期間しまっておくときは、パワーセービ ング機能を ON にしておけば、節電効果があります。 29
ライト点灯について 暗い場所で表示を見たいときは、ボタンを押してライトを 点灯させることができます。また、時計を傾けると自動的 にライトが点灯するオートライト機能もあります。 本機を振ると「カラカラ」と音がすることがあります。 これはオートライト機能のためのスイッチ(金属球) が内部で動くための音で、故障ではありません。 ■ ボタンを押して点灯させる ∼手動点灯∼ どのモードのときでも、 B ボタンを押します ➟B ボタンを押すとライトが点灯 します。 ※ オートライト OFF のときも B ボタンを押すと点灯し ます。 30
■ 時計を傾けて点灯させる ∼オートライト機能∼ どのモードのときでも、時計を傾けるだけでライトが 約 1.
● ライトを点灯させる 時計を腕にはめ、 水平にします 水平状態から、表示が見え るように約40° 傾けます 40° 以上 ※ オートライト機能を使用するときは、時計を「 手首の 外側」にくるようにつけてください。 ※ 文 字 板 の 左 右(3 時 − 9 時 方 向 ) の角度を± 15°以内にしておいて ください。15°以上傾いていると表 示しにくくなります。 〈ライト点灯についてのご注意〉 ● 直射日光下では点灯が見えにくくなります。 ● 点灯中にアラームなどが鳴り出すと点灯を中断しま す。 ● ライトは、電波受信中は点灯しません。 32
〈オートライトご使用時の注意〉 ● オートライトを頻繁に使用すると電池の持続時間が 短くなりますのでご注意ください。 ● 時計が服の袖に隠れるようにつけると、明るいとき でもオートライトが点灯することがあります。 ● 時計を傾けたとき、ライトの点灯が一瞬遅れること がありますが異常ではありません。 ● ライト点灯後、時計を傾けたままにしておいても、 点灯は約 1.
電波時計について ■ 電波時計とは 正確な時刻情報をのせた長波標準電波を受信することによ り、正しい時刻を表示する時計です。 送信所 セシウム 原子時計 長波標準電波 本機 電波時計は正確な標準時を受信していますが、時計内 部の時刻演算処理等により、時刻表示に 1 秒未満のず れが生じます。 34
■ 標準電波 ● 日本の標準電波(JJY)は独立行政法人情報通信研究機 構(NICT)が運用しており、福島県の「おおたかどや山 (40kHz)」および佐賀県と福岡県の境にある「はがね山 (60kHz)」から送信されています。 ● 中国の標準電波(BPC)は中国科学院の国家授時中心 (NTSC)が運用しており、河南省商丘市から送信され ています。 ● アメリカの標準電波(WWVB)は National Institute of Standards and Technology(NIST)が運用して おり、コロラド州にあるフォートコリンズから送信さ れています。 ● イギリスの標準電波(MSF)は National Physical Laboratory(NPL)が運用しており、イングランド北 部のアンソーンから送信されています。 ● ドイツの標準電波(DCF77)は PhysikalischTechnische Bundesanstalt(PTB)が運用しており、 フランクフルト南東に位置するマインフリンゲンから 送信されています。 ※ 標準電波や送信所に関する情報は、変更になる場合が あります。 35
日本の標準電波はほぼ 24 時間継続して送信されてい ますが、保守作業や雷対策等で一時送信が中断される ことがあります。 詳しい情報は独立行政法人情報通信研究機構(NICT) 日本標準時プロジェクトのホームページをご覧くださ い。 http://jjy.nict.go.
■ 電波の受信範囲の目安 本機は、ホームタイム都市を下記の都市に設定すると、そ の都市に対応した標準電波を受信します。 * ホームタイム都市の設定については 73 ページをご覧ください。 都市コードについては 59 ページをご覧ください。 ホームタイム都市 (受信機能対応都市) 電波受信 TYO、TPE、SEL 日本の標準電波(JJY) HKG、BJS 中国の標準電波(BPC) (HNL)、(ANC)、LAX、 DEN、CHI、NYC、YVR、 YEA、MEX、MIA、YTO、 YHZ、YYT アメリカの標準電波(WWVB) LON、PAR、BER、ATH、 LIS、MAD、ROM、STO、 (MOW) イギリスの標準電波(MSF)、 ドイツの標準電波(DCF77) ※( )の各都市は条件が良ければ受信する場合もありま す。 37
送信所の位置 <日本(JJY) > おおたかどや山(40kHz) 1000km 500km はがね山 (60kHz) 500km 1000km 台湾エリアでは、条件が良ければ 受信することができます。 <アメリカ (WWVB) > 1000km フォートコリンズ 3000km ● 受信環境により、図の範囲内でも電波を受信できない場 合があります。内側の円の範囲を越えると電波が弱くな りますので、受信環境の影響はより大きくなります。 38
<中国(BPC) > 長春 1500km 500km 北京 上海 成都 香港 商丘 <イギリス (MSF)/ドイツ (DCF77) > 1500km アンソーン マインフリンゲン 500km アンソーンから送信されている電波は、 この範囲でも受信できます。 ※ 受信に影響を与える環境・・・地形、建物、天気、季節、 時間帯(昼・夜)、各種ノイズ ※ 本機をご使用になる国と標準電波を送信している国で、 サマータイム制度(サマータイムの有無や実施期間など) が異なる場合、正しい時刻が表示されないことがあります。 39
■ 受信時間について 受信時間はおよそ 2 ∼ 7 分です。 ※ ただし、周波数を変えて再受信するため、最大 14 分 かかる場合があります。 ■ 電波受信を行うときの場所につ いて 本機を腕からはずし、金属をさけて下図のように時計上部 (12 時位置のアンテナ)を外に向けて窓際に置いてくだ さい。 樹脂バンド 金属バンド ● 時計本体を横向きに置くと受信しにくくなります。 ● 受信中、時計を動かさないようにしてください。 40
● ご注意 電波は、以下のような場所では受信しにくくなりますので、 このような場所を避けて受信を行ってください。 ※ 電波受信については、ラジオやテレビと同じようにお 考えください。 ビルの中およびその周辺 (ビルの谷間など) 高圧線、架線の近く 家庭電化製品、 OA機器のそば テレビ、スピーカー、 FAX、パソコン、 携帯電話など 電波障害の起きる ところ 工事現場、 空港のそばなど ( ) ( ( 乗り物の中 自動車、電車、 飛行機など ) 山の裏側…など ) 受信がうまくいかないときは、上記のような場所から離 れ、受信状況の良いところで再度受信してみてください。 ■ 受信方法について 受信方法には、以下の 2 種類があります。 ●自動受信:1 日最大 6 回(中国電波は 1 日最大 5 回) ●手動受信:必要なときに、ボタンを押して受信を行います 41
■ 自動受信 ● 自動受信を行うときは、以下の操作を行ってください。 時刻モードのホームタイム都市に、現在地で受信可能 な電波に対応した都市を設定する(37 ∼ 39 ページ、 73 ページ) 18 ページの「操作のしくみと表示の見方」にしたがっ て「時刻モード」または「ワールドタイムモード」に する 下記の表中の「自動受信開始時刻」前に、40 ページの 「電波受信を行うときの場所について」にしたがって本 機を置く ホームタイム都市 自動受信開始時刻 1 2 午前 12 時 午前 1 時 午前 1 時 午前 2 時 TYO、TPE、SEL 通常時刻 通常時刻 HKG、BJS HNL、ANC、LAX、 DEN、CHI、NYC、 通常時刻 YVR、YEA、MEX、 午前 12 時 午前 1 時 サマータイム MIA、YTO、YHZ、 YYT 通常時刻 午前 1 時 午前 2 時 LON、LIS サマータイム 午前 2 時 午前 3 時 通常時刻 午前 2 時 午前 3 時 PAR、BER、MAD、 ROM、STO サマータイム 午前 3 時 午前 4 時 通常時刻 午前 3 時 午前 4 時
● 時刻モードの時刻(18 ページ)が下記の表中の自動受 信開始時刻になると、1 日最大 6 回(中国電波は 1 日 最大 5 回) 、自動的に受信を行います。ただし、1 日 1 回受信が成功すれば、それ以降、その日の自動受信は 行いません。 また、自動受信開始時刻は、設定したホームタイム都 市やサマータイム設定によって異なります。 ※ サマータイムとは DST(Daylight Saving Time)と も言い、通常の時刻(スタンダードタイム)から 1 時 間進める夏時間制度のことです。 ※ サマータイムを採用していない国や地域があります。 ※ サマータイムを採用していても、その期間は国や地域 により異なります。 3 午前 2 時 午前 3 時 自動受信開始時刻 4 5 午前 3 時 午前 4 時 午前 4 時 午前 5 時 6 午前 5 時 − 午前 2 時 午前 3 時 午前 4 時 午前 5 時 午前 3 時 午前 4 時 午前 4 時 午前 5 時 午前 5 時 翌日午前 12 時 翌日午前 12 時 翌日午前 1 時 午前 4 時 午前 5 時 午前 5 時 翌日午前 12 時
★ 受信が成功すると 成功した時点で受信を終了し、時刻を修正して、自動受信 を開始する前のモードの表示に戻ります。 ※ 受信中、デジタル表示は消えます。 ★ 受信が失敗すると 時刻修正は行わずに、自動受信を開始する前のモードの表 示に戻ります。 44
■ 手動受信 必要なときに、ボタンを押して受信を行います。 ● 手動受信を行うときは、以下の操作を行ってください。 時刻モードのホームタイム都市に、現在地で受信可能 な電波に対応した都市を設定する(37 ∼ 39 ページ、 73 ページ) 18 ページの「操作のしくみと表示の見方」にしたがっ て「時刻モード」にする 40 ページの「電波受信を行うときの場所について」に したがって本機を置く 時刻モードのとき、 A ボタンを約 2 秒間押し続 けます ➟確認音が鳴り、モード針が 「READY」( ま た は「R」 ) 位置に移動します。 ※ 時針、分針は通常通り動き READY (またはR) ます。 ※ 受信中、デジタル表示は消えます。 45
★ 受信中は 受信中はモード針が受信状況を 指します。 「READY」 (または「R」): 不安定な受信 「WORK」(または「W」): 安定した受信 ※ 安定状態がなるべく長く保てる WORK (またはW) 場所で受信してください。 ※ 受信が完了するまで、時計を動かさないでください。 ※ 受信しやすい場所でも、安定するまで約 10 秒ほどか かります。 ※ 受信状況は、受信状態の確認および受信場所を決める 際の目安としてお使いください。 ※ 天候、時間、環境等により電波状況は変化します。 ※ 時針、分針は通常通り動きます。 46
★ 受信完了 受信が成功すると“GET”を表示し、時刻を修正します。 ※“GET”表示後は、A ボタンを押すか、1 ∼ 2 分間放 置すると時刻モードの表示に戻ります。 受信が失敗すると、“ERR”を表示します。 ※“ERR”表示後は、A ボタンを押すか、1 ∼ 2 分間放 置すると時刻モードの表示に戻ります。 受信月日 受信時刻 ★ 受信を中止するときは いずれかのボタンを押します 47
■ 受信結果の確認 時刻モードのとき、 A ボタンを押します ➟受信により最後に修正した月日と時刻を表示します。 ※ 一度も受信に成功しなかったときは、“-:- -”を表示し ます。 ※ 時刻モードに戻すには、もう一度 A ボタンを押します。 ※ 1 ∼ 2 分間何も操作を行わないと、自動的に時刻モー ドに戻ります。 受信月日 受信時刻 48
■ 受信に関するご注意 ● 自動受信は時刻モードとワールドタイムモードでのみ 行われます。 ● 以下のときは、電波受信を行いません。 タイマー計測中のとき バッテリーレベルがレベル 3 または 4 のとき リカバー状態のとき パワーセービング中(機能スリープ時) ● 自動受信中にボタン操作を行うと、受信を中断します。 ● 受信は送信されている電波の届く範囲内で行ってくだ さい。 ただし、電波の届く範囲内でも、地形や建物の影響を 受けたり、季節や時間帯(昼・夜)などによってうま く受信できないことがあります。 ● 電波障害により、誤った信号を受信することがありま す。そのときは、再度受信を行ってください。 ● 電波が届かない地域では通常の時計としてご使用くだ さい。 ● 電波受信を行わないときは、製品仕様に記載の精度範 囲で動きます。 ● 極度の静電気により、誤った時刻を表示することがあ ります。 ● 受信中にアラームが鳴ると、受信を中断します。 ● 本機のカレンダー機能は 2099 年までですので、2100 年以降は受信してもエラーとなります。 49
■ こんなときには 1.
3.電波を受信したのに、時刻が合っていません。 ● ホームタイム都市が正しく設定されていますか。 73 ページの「セットのしかた」をご覧になり、ホーム タイム都市を正しく設定してください。 ● 針が基準位置からずれていませんか。 強い磁気や衝撃を受けると、針が基準位置からずれる ことがあり、正しい時刻を表示できません。本機は 1 時間に 1 度、自動的に針の基準位置を合わせます。詳 しくは 82 ページの「針位置自動補正機能について」 をご覧ください。 ★ 電波受信ができないときや受信しても時刻が合わない ときなどは、設定を確認してください。 ※ 本機は工場出荷時、電池交換後、レベル 5 からの充 電時には、以下の内容でセットされています。 ホームタイム都市 東京 サマータイム 電波受信による自動 切替え サマータイムについては 56 ページをご覧ください。 51
ワールドタイムの使い方 ワールドタイムモードでは、世界 48 都市(29 タイムゾー ン)の時刻を知ることができます。また、ワールドタイム モードで選んでいる都市を、ホームタイム都市と入れ替え る(ホームタイム都市に設定する)こともできます。 ワールドタイム針は、ワールドタイムモードで選んだ都市 の時刻を、すべてのモードで表示します。 ※ ワールドタイムモードに切り替えると、前回このモー ドで最後に見た都市の月日と時刻を表示します。 ※ ワールドタイムの「秒」はホームタイムの「秒」に連 動しています。 ※ ホームタイム(基本時刻)を 24 時間制にしていると きは、デジタル部のワールドタイムも 24 時間制で表 示されます。 ■ ご注意 ■ ワールドタイムが合っていないときは、時刻モードの時刻 およびホームタイム都市設定を確認し、違っているときは 正しくセットしてください。 * セットについては 73 ページをご覧ください。 52
18 ページの「操作のしくみと表示の見方」にしたがい C ボタンを押し、ワールドタイムモードにします。 ■ ワールドタイム針の見かた ワールドタイム針は、ワールド タイムモードで選んだ都市の時 刻を、すべてのモードで表示し ます。 ワールドタイム針は、12 時 間で一周します(12 分ごと に針が動きます)。 ワールドタイムが午後のと きは、すべてのモードでワー ルドタイム針の上にある )マークが点 「PM」 ( 灯します。 ワールドタイム針 (12時間制) 都市コード モード 約1秒後 選んだ 都市の月日 選んだ都市の時刻 53
■ 都市のサーチ ワールドタイムモードのとき、 D ボタンを押します ➟D ボタンを押すごとに都市コードが進みます。 ※ D ボタンを押し続けると早送りします。 都市コード 選んだ都市の時刻 54
※ 都市をサーチしてから A ボタンを押すと、その都市の 日付を表示します。約 1 秒後に、時刻表示に戻ります。 ワールドタイム針 (12時間制) 都市コード 選んだ都市の時刻 約1秒後 選んだ都市の月日 55
■ サマータイムについて サマータイムとは DST(Daylight Saving Time)とも 言い、通常の時刻(スタンダードタイム)から 1 時間進 める夏時間制度のことです。 ● サマータイムを採用していない国や地域があります。 ● サマータイムを採用していても、その期間は国や地域 により異なります。 ■ サマータイムの設定 準備:ワールドタイムモードのとき、D ボタンを押して、 設定したい都市を選びます。 A ボタンを約 3 秒間押し続け ます ➟A ボタンを約 3 秒間押し続け るごとにサマータイム(ON) とスタンダードタイム(OFF) が切り替わります。 DSTマーク ※ サマータイムのときは、DST マークが点灯して、スタンダー ドタイムより 1 時間進みます。 ※ 各都市ごとにサマータイムを設定することができます。 ただし、 “UTC”にはサマータイムの設定はできません。 ※ ホームタイムで設定している都市のサマータイム設定 を切り替えたときは、ホームタイム(基本時刻)も連 動して切り替わります。 56
■ ホームタイム都市との入替え 現在ワールドタイムモードで選んでいる都市を、ホームタ イム都市と入れ替える(ホームタイム都市に設定する)こ とができます。 例:ホームタイム都市を東京(TYO)からニューヨーク (NYC)に設定する。 ホームタイム都市 ワールドタイムモードでの都市 東京(TYO) 操作前 午後 10 時 08 分 (スタンダードタイム) ニューヨーク(NYC) 午前 9 時 08 分 (サマータイム) ニューヨーク(NYC) 午前 9 時 08 分 (サマータイム) 東京(TYO) 午後 10 時 08 分 (スタンダードタイム) 操作後 1.
2. ホームタイム都市を入れ替える A ボタンと B ボタンを 同時に押します。 ➟確認音が鳴り、1.
■ 都市コード一覧 コード UTC LIS LON MAD PAR ROM BER STO ATH CAI JRS MOW JED THR DXB KBL KHI DEL DAC RGN BKK SIN HKG BJS TPE 時差 都市名 コード 0 〈協定世界時〉 SEL 0 リスボン TYO 0 ロンドン ADL +1 マドリード GUM +1 パリ SYD +1 ローマ NOU +1 ベルリン WLG + 1 ストックホルム PPG +2 アテネ HNL +2 カイロ ANC +2 エルサレム YVR +3 モスクワ LAX +3 ジェッダ YEA + 3.5 テヘラン DEN +4 ドバイ MEX + 4.5 カブール CHI +5 カラチ MIA + 5.5 デリー YTO +6 ダッカ NYC + 6.5 ヤンゴン SCL +7 バンコク YHZ + 8 シンガポール YYT +8 香港 RIO +8 北京 RAI +8 台北 時差 都市名 +9 ソウル +9 東京 + 9.
ストップウオッチの使い方 ストップウオッチは 1/100 秒単位で 23 時間 59 分 59 秒 99(24 時間計)まで計測できます。計測範囲を超えると、 自動的に 0 に戻って計測し続けます。 ■ 計測のしかた ストップウオッチモードのとき、 時 D ボタンを押します ➟D ボタンを押すごとに、計測が スタート/ストップします。 分 秒 1/100秒 ● 計測中に A ボタンを押すと、表示は止まりますが、 内部では計測を続けるスプリット計測となります (“SPL”表示)。 ※ スプリット計測中にモードを切り替えると、スプ リットは解除されます。 ● 計測ストップ時に A ボタンを押すと、計測値が 0 に戻ります(リセット) 。 60
18 ページの「操作のしくみと表示の見方」にしたがい C ボタンを押し、ストップウオッチモードにします。 ● 通常計測 D D A スタート ストップ リセット 積算計測… ロスタイムのあるときは、ストップ後リセッ トせずに D ボタンを押して再スタートすれば、 表示タイムに引き続き計測を始めます。 ● スプリットタイム(途中経過時間)の計測 D スタート A A スプリット計測 スプリット解除 D A ストップ リセット 時 ・スプリット ・リセット ・スタート ・ストップ スプリットマーク 分秒 1/100秒 ● 1・2 着同時計測 D スタート A D 1 着ゴール 2 着ゴール (1 着タイム表示) A A 2 着タイム表示 リセット 61
タイマーの使い方 タイマー時間は分単位で 60 分までセットすることがで き、1 秒単位で減算計測を行います。 また、タイムアップ後も自動的に計測を繰り返すオートリ ピートタイマーとしても使えます。 ■ タイマー方法について 本機のタイマーは以下の 2 種類があり、使い方に合わせ てお好きな方を選ぶことができます。 * タイマー方法の選び方については 63 ページをご覧ください。 ● リピートタイマー(繰り返し計測) タイムアップすると、タイマー時間を表示して、計測が止 まります。同じ時間を何回も計測するときに便利です。 ● オートリピートタイマー(自動繰り返し計測) タイムアップしても、計測ストップするまで自動的にタイ マー時間に戻り、繰り返し計測を行います。 ※ 繰り返し計測は合計 8 回行うと、自動的に計測がストッ プします。 62
18 ページの「操作のしくみと表示の見方」にしたがい C ボタンを押し、タイマーモードにします。 ■ タイマーのセット 1. セット状態にする タイマーモードのとき、 A ボタンを約 3 秒間押し続 けます ➟タイマー時間の「分」が点 滅します。 タイマー時間(分) 2.
3. タイマー方法を選ぶ C ボタンを押してから、D ボタンを押します ➟D ボ タ ン を 押 す ご と に リ ピートタイマー(OFF 表示) とオートリピートタイマー (ON 表示)が切り替わりま す。 4.
■ タイマーの使い方(減算計測の しかた) タイマーモードのとき、 D ボタンを押します ➟D ボタンを押すごとに、計測がスタート/ストップし ます。 ※ 計測は 1 秒単位で行います。 タイマー方法とセットした時間 ・リセット ・スタート ・ストップ 分 秒 計測回数 ★計測ストップ後 A ボタンを押すと、計測前の表示 に戻ります(リセット)。 ★ロスタイムがあるときは、D ボタンでストップ後、 もう一度 D ボタンを押すと表示タイムに引き続き 計測を始めます。 65
アラーム・時報の使い方 ■ アラームについて ● 通常アラーム(AL1 ∼ AL4) 設定した時刻になると 10 秒間の電子音が鳴ります。 ● スヌーズアラーム(SNZ) 設定した時刻になると 10 秒間の電子音が鳴り、5 分おき に合計7回報音を繰り返します。 なお、ボタンを押して音を止めても再び鳴り出します。 ● 時報(SIG) 毎正時(00 分)に時報を鳴らすことができます。 ※ アラームモードのまま 2 ∼ 3 分間ボタン操作をしない で放置しておくと、時刻モードに自動的に戻ります。 66
18 ページの「操作のしくみと表示の見方」にしたがい C ボタンを押し、アラームモードにします。 ■ アラーム時刻のセット 1.
2. セット状態にする A ボタンを約 3 秒間押し続 けます ➟「時」が点滅します。 ※ アラームマークが点灯して、 自動的にアラームが ON にな ります。 ※ セット状態で 2 ∼ 3 分間何 も操作を行わないと、自動的 にセット状態が解除されます。 アラームマーク 時 3.
4. 「分」をセットする C ボタンを押します ➟「分」が点滅します。 「 分 」 も「 時 」 と 同 様 に D または B ボタンでセットし ます。 分 5.
■ アラーム・時報の ON / OFF 設定 準備:アラームモードのとき、D ボタンを押して、鳴ら したいアラームを選びます。また、時報を鳴らした いときは時報表示を選びます。 A ボタンを押します ➟A ボタンを押すごとにアラームまたは時報の ON(“on” 表示)と OFF(“−−”表示)が切り替わります。 ※ それぞれのマークが点灯しているときが ON となり、 アラーム・時報が鳴ります。 <アラーム1表示> アラームマーク スヌーズマーク 70 <時報表示> 時報マーク
■ 鳴っている電子音を止めるには いずれかのボタンを押すと音が止まります。 71
ホームタイムデータ(時刻・ ホームタイムデータのセットとは、お使いになる地域(都 市)や時刻・カレンダー等を合わせることです。 ※ ホームタイムデータのセットや修正は時刻モードで行 います。 ※ パワーセービング機能の ON / OFF 設定も以下の操作 で行います。 デジタルのホームタイムデータを修正すると、アナロ グの時刻も連動して、自動的に修正されます。 もし、デジタルのホームタイムデータを修正しても、 あるいは電波受信を行っても、アナログの時刻が合っ ていない場合は、針の基準位置を確認し、必要に応じ て基準位置を合わせてください(82 ページ)。 72
カレンダー)の合わせ方 ■ セットのしかた 1.
2. ホームタイム都市を選ぶ D または B ボタンを押し ます ➟D ボタンを押すごとに都市 コードが進み、B ボタンを 押すごとに戻ります。本機を お使いになる地域(都市)を 選びます。 * 59 ページ「都市コード一覧」をご覧ください。 ※ D・B ボタンとも、押し続けると早送りします。 3.
4.
5. セット箇所を選ぶ C ボタンを押します ➟C ボタンを押すごとに以下の 順で点滅箇所が移動しますの で、設定したい箇所を点滅さ せます。 ホームタイム 都市設定 サマータイム 設定 12/24時間制 切替え パワーセービング 設定 日 6.
a.「12/24 時間制切替え」のとき D ボ タ ン を 押 す ご と に 12 時 間 制表示“12H”と 24 時間制表示 “24H”が切り替わります。 12/24時間制 b.「秒」セットのとき D ボタンを押すと「00 秒」から スタートします。 ※ 秒が 00 ∼ 29 のときは切り捨て られ、30 ∼ 59 のときは 1 分繰 り上がって「00 秒」になります(時 報は「時報サービス 117 番」が 便利です)。 00秒になる c.
d.
7.
デュアルタイムの合わせ方 時刻モードでは、ホームタイムの他にもうひとつの都市の 時刻を見ることができます。この時刻を、デュアルタイム と呼びます。 ※ デュアルタイムのセットは時刻モードで行います。 ※ デュアルタイムの表示方法は、18 ページをご覧くださ い。 ※ デュアルタイムの DST 設定は、ワールドタイムモード で切り替えることができます。 ■ セットのしかた 1.
2. デュアルタイムのセット状態にする もう一度、A ボタンを押し ます デュアルタイムの 都市コード ➟デュアルタイムの都市コード が点滅します。 ※ モード針は「T2」を指します。 モード針 3. デュアルタイム都市を選ぶ D または B ボタンを押し ます ➟D ボタンを押すごとに都市 コードが進み、B ボタンを 押すごとに戻ります。 * 都市コードについて、59 ページ 「都市コード一覧」をご覧ください。 ※ D・B ボタンとも、押し続けると早送りします。 4.
針位置自動補正機能について 強い磁気や衝撃を受けると、針が基準位置からずれること があり、電波受信を行っても正しい時刻を表示できません。 本機は針位置自動補正機能により、針のずれを自動的に補 正します。 自動補正は時刻モードのときのみ行います。また、時 刻モードでもタイマー計測中は行いません。 自動補正するのは、分針/時針です。その他の小針が ずれた場合は「針の基準位置合わせ」 (85 ページ)を ご覧になり、基準位置を合わせてください。 1 時間に 1 度、− 55 分から+ 5 分までのずれを自動 的に直します。 操作により、すぐに合わせることもできます( 「針位置 自動補正をすぐに開始する」(83 ページ))。 ※ 本機が自動的に針の基準位置を合わせるには、最大で 約 3 分 30 秒かかります。 ※ 針が 1 時間以上ずれた場合は 「針位置自動補正をすぐに開始する」(83 ページ)また は「針の基準位置合わせ」 (85 ページ)をご覧になり、 基準位置を合わせてください。 82
■ 針位置自動補正をすぐに開始する ※ 時刻が合っているときは、この操作を行う必要はあり ません。 時刻モードのとき、 “H-SET”が点滅し始めるま で、D ボ タ ン を 約 6 秒 間 押 し続けます ➟押 し 続 け る と 約 3 秒 後 に “H-SET”が点灯しますが、 そのまま押し続けてくださ い。“H-SET”が点滅し始め たら、ボタンを離します。 自動的に針の基準位置合わせ を行いますので、そのままし ばらくお待ちください(最大 で約 3 分 30 秒)。基準位置 合わせが終わると、時刻モー ドに戻ります。 ※ 基準位置合わせを中止し、すぐに時刻モードに戻すに は、D ボタンをもう一度押してください。 ※ もしも約 3 秒で D ボタンを離してしまった場合は、 手動合わせの状態になります。その場合は A ボタンを 押して時刻モードに戻してから、再度操作を行ってく ださい。 83
基準位置合わせは次の順番で自動的に行われます。 1 針の基準位置の検査をするため、自動的に針が動き始め ます。 2 針の基準位置の検査が終わると、自動的に現在の時刻に 戻り、基準位置合わせは終了します。 84
針の基準位置合わせ 強い磁気や衝撃を受けると、針が基準位置からずれること があり、電波受信を行っても正しい時刻を表示できません。 以下の操作を行って針の基準位置を確認し、ずれている場 合は、基準位置を合わせてください。 ※ 時刻が合っているときは、針の基準位置合わせを行う 必要はありません。 ※ 時針/分針のずれは「針位置自動補正機能」を使って 合わせることもできます (82 ページ )。 1.
★ モード針とワールドタイム針が基準位置にある場合 は、手順 3. に進みます。 ※ 基準位置確認状態で 2 ∼ 3 分間何も操作を行わないと、 自動的に確認状態が解除されます。 なお、確認状態が解除されるまでに行った変更は保持 されます。 モード針とワールドタイム針がずれている場合 2.
3. 時・分針を確認する C ボタンを押します 時針 分針 ➟時・分針が基準位置に移動し ます。 〈基準位置〉 時針:12 時位置 分針:12 時位置 ★ 時・分針が基準位置にある場合は、手順 5. に進み ます。 時・分針がずれている場合 4.
5.
製品仕様 水 晶 発 振 周 波 数:32,768Hz 精 基 度:電波受信による時刻修正が行えない場合は、 平均月差±15秒以内 本 機 能:アナログ部=時・分(10 秒ごとに針が動く) ・ モード針・ワールドタイム針 デジタル部=時・分・秒、 午前/午後(PM)/ 24 時間制表示 月・日・曜日、フルオートカレンダー (2000 ∼ 2099 年) ホームタイム/デュアルタイム表示切替え 機能 電 波 時 計 機 能:自動受信・手動受信 受信日時確認機能 サマータイム自動切替え 受信局自動選択機能(JJY、MSF/DCF77 で対応) 受信電波= コールサイン:JJY(40kHz/60kHz)、 WWVB(60kHz)、 MSF(60kHz)、 DCF77(77.5kHz) BPC(68.
ストップウオッチ機能:計測単位= 1/100 秒 計測範囲= 23 時間 59 分 59 秒 99 (24 時間計) 計測機能=通常計測、積算計測、 スプリット計測、 1・2 着同時計測 タ イ マ ー 機 能:セット単位= 1 分 計測範囲= 60 分間 計測単位= 1 秒 タイムアップを 10 秒間の電子音で報知 リピートタイマー/オートリピートタイ マー切替え ア ラ ー ム 機 能:時刻アラーム アラーム数= 5 本(内スヌーズ 1 本) セット単位=時・分 電子音= 10 秒間 時報 毎正時に 2 回電子音で報知 そ の 他:自動復帰機能、12/24 時間制表示切替え、 LED ライト、フルオートライト、 パワーセービング機能、 バッテリーインジケーター表示、 針位置自動補正機能 主 要 回 路 素 子:音叉型高性能水晶振動子 ワンチップ CMOS-LSI 90
使 用 電 池:二次電池 持 続 時 間:約 6 ヵ月 ( ライト 1.
92
93
ご使用上の注意 ■ 防水性 ● 防 水 時 計 は 時 計 の 表 面 ま た は 裏 蓋 に「WATER RESIST」 「WATER RESISTANT」と表示されているもので、次のように 分類されます。 表示 日常 生活用 防水 使用例 時計の表面または 「BAR」 裏蓋に表記 表記無し 洗顔、雨 ○ 水仕事、水泳 × ウインドサーフィン × スキンダイビング × (素潜り) 日常生活用強化防水 5 気圧 10 気圧 20 気圧 防水 防水 防水 5BAR 10BAR 20BAR ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ ○ 専門的な潜水=スキューバダイビング(空気ボンベ使用)でのご 使用はお避けください。 ● 時計の表面または裏蓋に WATER RESIST または WATER RESISTANT と表示されていないものは防汗構造になっており ませんので、多量の汗を発する場合、もしくは湿気の多い場所で のご使用や直接水に触れるようなご使用はお避けください。 ● 防水構造の機種でも水中や、水分のついたまま、りゅうずやボタ ンの操作をしないでください。 ● 防水構造の機種で
● 電池交換の際、防水試験を行いますので、必ずお買い上げの販売 店あるいは最寄りのカシオテクノリペアセンターにお申し付けく ださい(特殊な工具を必要とします)。 ● 防水時計の一部にデザイン上、皮バンドを使用しているモデルが ありますが、皮バンド付の状態で、水仕事・水泳など直接水のか かるご使用はお避けください。 ● 時計が急冷された場合など、ガラスの内側が曇ることがあります が、すぐに曇りが無くなるようであれば特に問題はありません。 曇りが消えなかったり、水が時計内部に浸入した場合は、そのま まご使用にならず、ただちに修理することが必要です。 ● 時計内部に浸入した水は、電子部品や機械、文字板などを破損す る原因となります。 ■ バンド ● バンドをきつくしめると、汗をかきやすくなり、空気の通りが悪 くなりますのでかぶれ易くなります。バンドは指一本が入る程度 の余裕をもたせてご使用ください。 ● バンドは劣化やさび(錆)などにより切れたり外れたりする場合 があり、時計の落下や紛失の原因となります。バンドは、常にお 手入れしていただき、清潔にご使用ください。 バンドに弾力性がなくなったり、ひび割れ・変色・緩
■ 温度 ● 自動車のダッシュボードや暖房器具の近く等の高温になる場所に 放置しないでください。また、寒い所に長く放置しないでくださ い。遅れ、進みが生じたり、止まったり、故障の原因となります。 ● + 60℃以上の所に長時間放置すると液晶パネルに支障をきた すことがありますのでご注意ください。液晶表示は、0℃以下や + 40℃以上では、表示が見えにくくなることがあります。 ■ ショック ● 通常の使用状態でのショックや軽い運動(キャッチボール、テニ スなど)には十分耐えますが、落としたり、強くぶつけたりする と、故障の原因になります。 ただし、耐衝撃構造の時計の場合(G-SHOCK/Baby-G/G-ms) は腕につけたままでチェーンソーなどの強い振動や、激しいス ポーツ(モトクロスなど)でのショックを受けても時計には影響 ありません。 ■ 磁気 ● アナログ時計やコンビネーション(アナログとデジタル)時計は、 針を動かすために磁石の性質を利用したモーターを駆動させる方 式を採用していますが、このモーターは強い磁気(オーディオ機 器のスピーカー、磁気ネックレス、携帯電話など)を発生する器 具に近づけると
■ 静電気 ● 静電気により誤った時刻を表示したりします。また、極度に強い 静電気は、電子部品を破損する恐れがあります。 ● 静電気により、一時的に液晶の点灯していない部分ににじみ現象 が発生することがあります。 ■ 薬品類 ● シンナー、ガソリン、各種溶剤、油脂またはそれらを含有してい るクリーナー、接着剤、塗料、薬剤、化粧品類等が付着すると、 樹脂ケース、樹脂バンド、皮革などに変色や破損を生ずることが ありますのでご注意ください。 ■ 保管 ● 長期間ご利用にならないときは汚れ、汗、水分などをふきとり、 高温、多湿の場所を避けて保管してください。 97
■ 樹脂製品について ● 長時間、他の製品と密着させたり、濡れたまま他の製品と一緒に しておくと、他の製品に色が移行したり、他の製品の色が樹脂製 品に移行したりすることがありますので、濡れているときはすぐ に水分をふきとり、他の製品に密着させたままにしないでくださ い。 ● 長時間、直射日光(紫外線)に当てたり、汚れが付着したまま放 置すると色あせする場合があります。 ● 塗装部品は、使用状況(過度の外力、連続したこすれ、衝撃等) により磨耗し色落ちしたりすることがあります。 ● バンドにプリントがしてある場合は、プリント部分を強くこする と他の部分に色がつくことがあります。 ● 蛍光商品は、長時間濡れたままにしておくと色が落ちる恐れがあ りますので、濡れているときはすぐに水分をふきとって、乾かし てください。 ● スケルトン(透明)仕様の部品は、汗や汚れ等の吸収や高温多湿 への放置により変色を起こすことがあります。 ● 樹脂部品の交換は、最寄りのカシオテクノリペアセンターにお申 し付けください。有償にて申し受けます。 ■ 天然皮革・合成皮革バンドについて ● 長時間、他の製品と密着させたり、濡れたまま他の
■ 金属製品について ● 金属を使用した製品・バンドは、ステンレスやメッキ品でも汚れ たままご使用になりますと、 さび (錆) が発生することがあります。 汗をかいたときや水に濡らしたときは、柔らかい吸湿性の良い布 などで良く拭き取った後に、通気性の良い場所に保管し、良く乾 燥させてください。 ● バンドは、時々、柔らかい歯ブラシなどにより、中性洗剤を水で 薄めた液や石鹸水でバンドを洗って、良く手入れをしてください。 このとき、時計の本体にかからないようご注意ください。 ■ 抗菌防臭バンドについて ● 抗菌防臭バンドは汗などによる細菌の増殖を抑え、においの発生 を防ぎ、常に清潔で快適な装着感が得られます。抗菌・防臭の効 果を上げるために、バンドの汚れ、汗、水分等は吸湿性のよい柔 らかい布でふきとり、常に清潔にしてご使用ください。抗菌防臭 バンドは微生物や細菌の増殖を抑えるためのもので、アレルギー 等による皮膚のかぶれ等を抑えるものではありません。 ■ 液晶表示について ● 液晶表示は、見る方向によって表示が見えにくくなることがあり ます。 万一、本機使用や故障により生じた損害、逸失利益または第三 者からの
お手入れについて ■ お手入れのしかた ● ケース・バンドは汚れからさびが発生し、衣服の袖口を汚したり、 皮膚がかぶれたり時計の性能が劣化することがあります。ケース・ バンドは常に清潔にしてご使用ください。特に、海水に浸した後 放置しておくとさび易くなります。 ● 樹脂バンドの表面にシミ状の模様が発生することがありますが、 人体および衣服への影響はありません。また布等で簡単にふきと ることができます。 ● 皮革バンドは乾いた布で軽く拭くなどして常に清潔にしてご使用 ください。樹脂バンドも皮バンド同様、日々の使用により劣化し、 切れたり折れたりする場合があります。 ● バンドにヒビなどの異常がある場合は、必ず新しいバンドと交換 してください。そのときは、お買い上げの販売店または最寄りの カシオテクノリペアセンターにバンド交換をお申し付けくださ い。保証期間内であっても有償にて申し受けます。 ● 時計も衣服同様、直接身につけるものです。本体ケースやバンド の汚れ、汗・水分などは吸湿性のよい柔らかい布でふきとり、常 に清潔にご使用ください。 100
■ お手入れを怠ると 〈さび(錆)〉 ● 時計で使用している金属はさびにくい性質ですが、汚れによりさ びが発生します。 汚れにより酸素が絶たれると、表面の酸化皮膜が維持できな くなり、さびが発生します。 ● 表面はきれいでも、すきまに付着した汚れやさびがしみ出して、 衣類の袖を汚したり、皮膚がかぶれたり、時計の性能が劣化する ことがあります。 〈劣化〉 ● 樹脂バンドは汗などの水分で濡れたままにしておいたり、湿気の 多い場所に放置すると経年劣化し、切れたり、折れたりすること があります。 〈かぶれ〉 ● 皮膚の弱い方や体調により、かぶれたりすることがあります。特 に、皮バンドや樹脂バンドをお使いの方は、こまめにお手入れを してください。万一、かぶれた場合には、そのバンドの着用を中 止し、皮膚科の専門医にご相談ください。 101
本製品で使用している電池について ● 専用の二次電池を使用しておりますので、お客様は電池を取り外 さないでください。専用の二次電池以外の電池を入れると時計の 破損の原因になります。 ● 二次電池は、ソーラーセルが受ける光により充電されますので、 定期的な電池交換の必要はありません。ただし、長年の充電と放 電を繰り返すことにより性能が劣化して、充電しても使用時間が 短くなることがあります。その場合は、お買い上げの販売店また はカシオテクノお客様修理相談センターにご相談ください。 102
金属バンドの駒詰めについて 金属バンドの駒詰めには専用の工具が必要となります。 お取り扱いによる、部品の変形や破損、またはケガ等を予防するた めにも、お買い上げの販売店にご相談ください。 なお、カシオテクノ・サービスステーションにおいても保証期間内 は無償、保証期間経過後は有償にて承っております。 詳しくは、最寄りのカシオテクノ・サービスステーションまたはカ シオテクノお客様修理相談センターへお問い合わせください。 103